脂肪燃焼に効果アリ! 心拍数をチェックできるイヤホン

脂肪燃焼効率が悪いばかりか筋肉や関節を痛めることも。効率よく体脂肪を消費するためには、適切な心拍数をキープするのがポイント。平常時の心拍数を用いる計算式もあるが、ここでは初心者向けに、簡単な目安となる計算式を紹介。

①まず「最大心拍数=220−(現在の年齢)」という計算式を用い、自分の最大心拍数を推定値として割り出す。

②あまり運動経験がない人なら最大心拍数の40〜60%の数値を目安とする。これが最も脂肪燃焼の効率がいい心拍数となる。最初は抑えめからスタート。走り慣れてきても65%程度に抑えるのが目安となる

とは言っても、この心拍数管理がなかなか難しい。特に運動不足の場合、すぐに心拍数が上がって目標心拍数に達してしまうからなおさらだ。

BioSport_Blue_A1 こんなとき便利なのが、SMS AUDlOの「biosport」(2万1384円)。イヤーピースに搭載されたインテル製心拍数測定センサーが耳の静脈から心拍数を正確に測定してくれる、スポーツ対応のイヤフォンだ。

運動中に心拍数を測るアイテムには、胸にバンドを巻き、心臓の鼓動を測って腕時計型デバイスやスマホのアプリと連携させて使うチェストバンド型、手首に巻いて心拍数を測る腕時計型、そして今回紹介するアイテムのように、耳の静脈から測るイヤホン型がある。

最も正確なのは胸にしっかりと固定するチェストバンド型と言われるが、汗やズレによる影響がないとも言えない。また、腕時計やスマホと連携させるため、手軽さという点ではハードルが高いと感じる人もいることだろう。

腕時計型は手軽で、導入しやすい。機種によるが、心拍数をすぐにディスプレイで確認できるものは便利。普段から腕時計を使う人や、イヤフォンで音楽を聴くと逆に集中できないという人はこのタイプがいいだろう。

ただし汗やズレの影響がないとは言えないため、正確な心拍数を計測できるよう、ゆるめずにしっかりと適切な位置に装着しておくことに注意したい。

音楽を聴きながら運動するなら、イヤフォン型のbiosportが便利。汗やズレの不安が少ないという利点があるが、なによりスマホならアプリとの連携もスムーズ。音楽を楽しみながら、適宜、心拍数や経過時間などアプリのガイドを聞くことができる。通話にも対応し、なにより電源はスマホからとるため別途用意する必要がない。

測定されたデータはスマホなどに送られ、「RunkeeperJ」などのフィットネス系アプリを使って表示・記録できる。脱落を防ぐ着脱式イヤーロック付きで、高い防滴性能を備えているため汗や雨の影響も少ない。

カラーは、ブルー・イエロー・グレイの3色をラインナップ。ランニングを始めたが思ったほどの減量効果がないとお嘆きの方、あきらめる前に「心拍数」に留意して、もう一度トライしてほしい。

(文/&GP編集部)

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