家電はスマホで操作する時代!パナソニックの新製品がIoTで便利に

■洗剤を自動投入してくれる「ななめドラム洗濯乾燥機」NA-VX9800

共働き家庭が増え、ドラム式洗濯乾燥機の構成比が高まっています。忙しい日々を送っている共働き家庭で魅力に感じるキーワードは「時短」。そこで、パナソニックは液体洗剤や柔軟剤を自動投入する「ななめドラム洗濯乾燥機」NA-VX9800を発表しました。市場想定価格は38万円(税別)。

自動投入機能を使うには、あらかじめ液体洗剤や柔軟剤を入れておきます。一度に入れられる液体洗剤は約870mL、柔軟剤は約580mLで、キャップのない詰め替えパウチタイプなどは基本的に入りきる設計となっています。もちろん手動でも可能です。

▲注射器のような構造のピストンポンプ。毎回最後には流路に残った洗剤を洗い流します

注射器のような構造のピストンポンプで、どんな洗剤でも安定して適量を投入できるとのこと。サラサラなものからハチミツのようにネバッとしたものまで銘柄によって粘度はバラバラですが、洗剤の吐出スピードなどを繰り返しテストし、対応できるようになりました。

洗濯物の量に合わせて洗剤や柔軟剤を自動でその都度投入してくれるので、毎回計測する必要はなく、手間がかからない点が魅力です。

▲こんなに洗剤や柔軟剤の種類があるんですね! すべてに対応できなければなりません

▲一番の問題は粘度がバラバラだということ

▲2011年にも自動投入式は販売されましたが、機構は大きく進化していました

最初は銘柄の設定をする必要があります。本体からもできますが、無料専用アプリ「スマホで洗濯」を使用することで、リストから簡単に銘柄を選ぶことができます。銘柄によってそれぞれ1回で使う適量が異なっていますが、その銘柄に合わせて正確に投入することができます。また、スマートフォンを使って外から運転・予約を行ったり、ステータスを管理したり、設定が簡単になりました。

▲たくさんある銘柄からスマートフォンを使えばすぐに設定できます

他にも、約1kgの衣類に付着した花粉を約1時間で抑制する「花粉ケアコース」や、遠隔運転・予約運転時に洗濯物を層に入れたままでもニオイを抑える「洗濯かごモード」など、便利な新機能も追加されています。

【次ページ】3つのセンサーで正確に検知して隅々まで掃除できる新「RULO」

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード