動画視聴もイケる!スタイリッシュな完全ワイヤレスが近未来的でカッコいい

■思わずテンションが上がるコルク製の箱

製品の入っている箱はコルク製。イヤホンが入っているとは思えない温かみと特別感を感じます。箱を見た瞬間にテンションが上がってしまいました。って……外箱の完成度なんてどうでも良い? いえいえそんなことはありません。良い製品は、こうした箱にも手を抜かないもの。これはイヤホンの完成度にも期待が持てそうです。

▲コルク製の箱。イヤホンが入っているとは思えない

 

▲箱を開いた様子。スペアのイヤーチップと、充電用USBケーブルも付属。EARINがぴったりはまるよう型抜きされている

■より強度を増したフラットなデザインの収納カプセル

イヤホン部の充電器としても機能する収納ケースは、ABS樹脂に金属を加え上質感がアップしています。もちろん強度も増していて、安心感が違います。ケースの端を引っ張りながらシュッとスライドさせるとイヤホン本体が現れます。イヤホンはマグネット方式でケースに収められていて、ケースを逆さに開けてもイヤホンは落ちません。外出先などで間違って落としてしまう心配がありません。

▲凹凸のないフラットなデザイン。サイズは23.0×99mmの56gで前モデルとほぼ変わらない

 

▲収納ケースを開けた様子。2灯のLEDで両イヤホンが充電されていることを視認しやすい。1つしか充電されていない時には、LEDの点灯も1つになる

収納カプセルの充電にはmicroUSBケーブルを使用します。付属のケーブルは短いので床から浮いてしまうこともしばしば。もう少し長いケーブルだったら言うことないのに…と思ったりします。

▲付属ケーブルの長さは約80mm。どのコンセントに挿してもぶら下がってしまう

■2回目以降は自動でペアリングしてくれる

スマホとのペアリング方法は、まずスマホの設定画面でBluetoothをオン。収納カプセルからイヤホンを取り出します。設定画面に「Earin○○○○○」と同じ数字が2つ出てくるので、収納カプセル裏面に書いてあるシリアル番号と同じことを確認(筆者の場合は3512がシリアル番号です)。2つとも許可します。これで最初のペアリングは完了です。2回目以降は収納カプセルからイヤホンを取り出すだけで、自動でペアリングされるので、ちょっとした手間が掛かるのは最初の一度だけです。

 

▲設定画面に「Earin○○○○○」と2段に渡り表示される

▲こちらが収納カプセル裏面にあるシリアル番号

■耳の左右を自動で識別!耳にもしっかりフィットする

驚いたのは2つのイヤホンが両耳兼用だという点です。どういうことかというと、一般的にイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンに限らず、右耳用と左耳用が決まっています。左右の音を分離することで、音の臨場感や立体感を高めたり、音に広がりを出したりする効果があるからです。

では、「EARIN M-2」は左右に同じ音が流れているから両耳兼用なのでしょうか? ……そうではなく、耳にイヤホンを入れると、自動でポジションを検知して、右耳・左耳を判断してくれる「モーション検出機能」を搭載しているのです。「EARIN M-2」が自ら、挿入された耳が、右耳なのか左耳なのかを判断し、出てくるべき音を出してくれるのです。

▲イヤホンのサイズは14.5 x 21 x 17.2mm、3.6g。イヤーチップは低反発フォームチップを採用しフィット感も抜群。つけるだけである程度周辺ノイズを軽減してくれる

■タッチセンサー使用で操作もスマートに

「タッチセンサー機能」ではイヤホン底面のセンサーをタッチする回数や長さにより、曲の再生やSiriなどのデジタルアシスタントを呼び出せます。使える機能は以下の通り。

1回タッチ→曲の再生・一時停止、着信応答
2回タッチ→曲送り
長押し→デジタルアシスタントの呼び出し

ボリュームの調整は、スマホの音量を変更するか専用アプリで操作すればOK。

▲タッチセンサーの様子。底面がオレンジ色に発光するのが近未来的でかっこいい

■イヤホンに搭載されたマイクが騒がしい環境での会話を助ける

空港、電車やバスのターミナルで音楽を聴いている時に、館内アナウンスが気になるシーンがあります。そんな時には「トランスパレンシー機能」が便利。周辺環境のノイズを抑えてアナウンスなどの人の声を聴き取りやすくしてくれる機能です。

初期設定では、本体のタッチセンサーをタッチして音楽を一時停止すると、自動でトランスパレンシー機能がONになる「AUTO」設定になっています。飛行機内で添乗員に不意に話し掛けられた時には、慌ててEARINを外すことなく、タッチセンサーをタッチすれば声がよく聞こえるのです。もちろん専用アプリを使えば、音楽を停めても同機能が起動しないよう、設定変更も可能です。

 

▲専用アプリで「トランスパレンシー機能」のオン・オフ・AUTOの切替。音量やマイクが拾いとる音の大まかな範囲も設定できる

 

▲専用アプリではイヤホンの音量設定や、左右の音のバランスの調整も可能

【次ページ】実際に使用してみた感想「めちゃめちゃ良い」

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード