エアコンはAI搭載が常識!? “激沸騰”でふっくらおいしい炊飯器も【最新家電レポ6選】

■三菱電機「本炭釜」は「激沸騰・泡昇り炊き」を採用

安蔵:三菱電機からはIHジャー炊飯器「本炭釜」シリーズの最新モデル「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」が登場しました。

▲内釜に純度99.99%の炭を採用する三菱電機の「本炭釜 KAMADO NJ-AW109」(実勢価格:7万4170円)

奈津子:今回のモデルのポイントは「炊飯の本質機能の強化」と「炊き分け機能の充実化」の2つだそうです。

安蔵:最新モデルのネーミングは「激沸騰・泡昇り炊き」ですね。

奈津子:最新モデルでは内釜をぐるりと包み込むヒーターの数が従来の7つから8つに増え、火力が約7%アップしました。内釜の形状も少し変わったんです。

▲白米が炊き上がったところ

安蔵:従来は内釜の中央が高くて周囲が低い形でしたよね。

奈津子:新モデルでは両側にも山を設けて“山脈”のような形の「泡昇り釜底」形状になったのですが、これによって中央部の沸騰力をアップさせたのだそうです。

安蔵:味はいかがでしたか?

奈津子:黒こしょうをかけた卵かけご飯を食べたのですが、シンプルなのにこれ以上ないほどの“ごちそう感”がありました! それほどリッチな味わいだったんです。卵かけご飯でもべちゃべちゃにならないのが不思議でした。バター醤油ごはんはバターの甘みと醤油の香ばしさが素晴らしかったです。

 

▲まずは黒こしょうをかけた卵かけご飯を試食

▲続いてバター醤油ごはんを試食した

安蔵:本炭釜シリーズは他社のプレミアムモデルと違って圧力をかけていないので、もっちり柔らかいというよりは硬めで粒感のある炊き上がりになるんですよね。卵かけご飯はもちろんのこと、おかずと一緒に口の中で混ぜながら食べるスタイルの和食にはピッタリだと思います。

■シャープのドラム式洗濯乾燥機は「AIoT」機能を新搭載

安蔵:シャープからAIoT対応のドラム式洗濯乾燥機「ES-W111」が登場しました。

▲シャープが11月29日の発売を予定しているAIoT対応のドラム式洗濯乾燥機「ES-W111」(実勢価格:33万8000円)

奈津子:洗濯を便利に楽しくする新サービス「COCORO WASH」に連携するそうです。スマホと連携して今日の天気を教えてくれたり、離れた部屋にいても洗濯状況を確認できたりするのが便利です。スマートスピーカーに連携すれば、残り時間を音声で教えてくれるんですよ。

季節に合わせたおすすめの洗濯のコースを提案してくれるという機能もあります。今のところ、スマートスピーカーによる連携でできる機能はそれほど多くはないのですが、今後できることは広がりそうです。

安蔵:パナソニックの最新ドラム式洗濯乾燥機などのような液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能がないので、遠隔操作まではできないんですよね。そこが必要かどうかというのは賛否ありそうですが、自動投入機能だけでも便利なので、そこはパナソニックに追い付いていない感じがします。

奈津子:その代わりと言っては何ですけど、このモデルは縦型洗濯乾燥機に付属して好評だった「超音波ウォッシャー」をドラム式でも始めて付属しました。

▲ES-W111のドアを開いたところ

▲ドアを開けると、ドラムの下に超音波ウォッシャーが収納されている

安蔵:ガンコ汚れを洗濯前に事前に落とす「予洗い」に便利なんですよね。

奈津子:あと、最近のドラム式洗濯乾燥機では乾燥フィルターのメンテナンス性を売りにするモデルが増えていますが、このモデルは業界で初めて「フィルター自動掃除機能」を搭載したんですよ。フィルターにびっしり張り付いたホコリを、内部のブレードが自動でこそぎ落としながらダストボックスで集めてくれるんです。

安蔵:それはかなり便利ですね。

奈津子:ゴミを捨てるのは週1ぐらいでいいそうです。

 

【次ページ】デロンギが国内調理家電市場に本格参入

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