軽いだけがベストじゃない!ソロキャンプで役立つ道具5選

1…【幕】ポーランド軍「ポンチョ ネイビー」

軍幕は何枚か持っていますが、私の最近の流行りはこちらの幕です。希少幕であること、2枚でフルクローズでき、居住空間も広く、雨にも強いのがメリット。最近、軍幕は2枚で完結できるものが私の中では優れていると思ってます。

理由は重量です。ただ、軽量化のみを考えるならば、私の持っているギアの中では、「Aquaquest Safari 3×3m」を選択するところですが、やはり軍幕の持つ色気はほんとにたまらないんです。

2…【マット】サーマレスト「Zライトソル」

就寝時のマットとしての要件は、クッション性(柔らかさは個人の好みによる)、遮熱性、持ち運びやすさ、強度、重量、設営・撤収のしやすさ等が挙げられますが、サーマレスト「Zライトソル」は、重量と持ち運びのしやすさはエアーのマットには負けますが、その他は私が知る限りではNo1だと思います。

特に強度、遮熱性、設営・撤去のしやすさは抜群。ちなみに私はチェアを持っていかない時は写真のように畳んで、座椅子として使ってます。ちょっと地べたスタイルに疲れたら、広げて横になればいいですし。汚れてもブラシでごしごし洗えますし、焚き火の火の粉が飛んでも多少焦げるだけで、使用に問題が起きることはありません。エアーマットの場合は、穴が空いたら最後ですからね。

3…【ナイフ】ファルクニーベン「A1」

キャンプから野営まで、刃物を1本しか持って行けないとしたら、私はこのナイフを選びます。

バトニング(薪を細かく割る作業)、チョッピング(ナイフで空手のチョップのように木をたたき、木を切ったり、木の先端をとがらせたりする作業)、クラフト、調理迄(調理には本当はもう少し小ぶりなナイフの方がベスト)ほとんどのことに使えます。

細かいナイフの使い勝手に関しては、『キャンプ(野営)に最適なナイフの選び方と使い方』を参照ください。

4…【クッカー】ドイツ軍 飯ごう

焼く、煮る、蒸す、茹でる、炊く、すべての調理ができて、中蓋での炊さんも可能。中蓋や上蓋は皿としても重宝し、上蓋はフライパンとしても使えます。焼きに関して言えばメインの(写真右)部分を横に寝かせれば、広い面を火に当てた焼き物も可能です。

また、私が数あるクッカーの中で飯ごうを推進している理由の1つに、スタッキング能力が挙げられます。スノーピークのチタンマグカップ450㎜、300㎜とスタッキングしたものが2セット入り、中蓋にはカトラリー一式や、調味料を入れることも可能。全ての調理に必要なアイテムが、余計な隙間なくスタッキングできるのです。

5…【バックパック】Hazard4「パトロールパック ブラック」

私のキャンプギアの中では絶対に欠かせないのがバックパック。この中にすべてのギア(デュオ以上の場合はクーラーを別に持って行く)を収納し持って行きます。35~40lの容量があり、小分けの収納も便利。さらにモールシステムが様々なところについており、同じモールシステムのポーチを装備ごとに付け替えることが可能。キャンプ・登山と様々なアウトドアシーンに使えるギアです。

*  *  *

私のソロキャンプに役立つ道具5選。今回はこれだけでキャンプができる。ということを念頭に選定してみました。

寒くなっても、やろうと思えは、これに寝袋さえ追加すればキャンプできちゃいます! 皆さんも自身の厳選道具5選でソロキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?

>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]

(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント @ryu chikazawa #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」「減災支援協会サバイバルプロジェクト野塾 塾長補佐」


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