1万円台のユニクロ「シームレスダウンパーカ」がサブどころかメインで使えます!

■継ぎ目のないスタイリッシュな軽量ダウン

ユニクロの定番アイテムであるシームレスダウンパーカ、2019年版のアップデートされたポイントは、表面の光沢感を抑えたマット風な素材感と、歩くときにしていたシャカシャカ音を改良したことで、大人っぽい雰囲気を演出。

シームレス最大の特徴である縫い目のないつくりは、防風機能を持ち、冬場の冷たい風をシャットアウトしてくれます。ところでシームレスなのに継ぎ目はどうしているのかというと、生地を圧着しているそう。そこで伸縮性の問題があったようですが、生地を改善したことで突っ張り感も軽減されています。

▲人気の「止水ジッパー」も採用されており、水も風も通しません

▲インナーの左側にはジップアップ式のポケットあり

▲また、インナー左側にはマジックテープ式のポケットがあり、こちらは財布くらいがスポット入るサイズ

 

■釣りに行って着心地を試してみた

さて、その実力を試すべく寒い場所でシームレスダウンを着てみようと考えたところ、最初に思いついたのが「釣り」。冬場の釣りは風が出てくると、死ぬかと思うほど寒くなります。グッと冷えてきた12月ならアウターの着心地を試すのにピッタリ!

で、川魚とたわむれに行ってきたわけですが、全く釣れない…。活性が下がっているのか、ピクリともしない。う~ん、これは餌を変えるべきか、ルアーにするべきか、…って釣りの記事じゃなかった(笑)。そうそう、このダウンとっても軽いので、アウトドアにぴったりだなあと。しかもシームレスのおかげか、シルエットがすごくキレイで、本当にモコモコ感がありません。

▲だ~めだこりゃ。まったく釣れない…

というわけで、完全に釣りに飽き始めたころ、川沿いに寒い風がビュービュー吹き荒れだしました。しかし、ここでダウンが大活躍! 風には強いし、実は左右ポケットの中がボアになっているので、手を突っ込めばぬっくぬく。さらに中央ファスナーを最大まで上げると、首元までしっかり包み込んでくれます。

▲開けていても完全に締めていても、フード部分の立ち上がりが美しい

 

■動きやすく、保温性も高いのでアウトドアでもスーツスタイルでもOK

釣りはあまり動きがないと思いきや、結構何回も竿をキャストしたり、立ったり座ったりを繰り返します。だから、動きにくいジャケットだと不便なのですが、今回はまったくストレスを感じませんでした。

また、キャンプなどのアウトドアもいいですが、シルエットを生かしてスーツの上に着ても違和感はなし。値段も手頃なので、この冬のサブ的なアウターとしてバンバン使える一枚だと感じました。

まあ、便利すぎて毎日使っているのでメイン扱いなんですけどね(笑)。

>> ユニクロ「シームレスダウンパーカ」

 


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(取材・文/三宅隆<&GP>)

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