座り比べ!キャンプでもベランダでもリラックスできるアウトドアチェア4選

<収納サイズ、重量>

“おうちキャンプ”が人気で、ベランダや庭にチェアを持ち出す人が増えているなか、庭に出しっぱなしでもいいんですが、やはりキャンプギアはキャンプ場に持ち出してなんぼ。収納サイズと重量はとっても重要です。

収束式の「LOGOS Life ハイバックあぐらチェア プラス」がもっとも長く、約89cm。そのほかのチェアはおおよそ同じですが、「スターゲイザー リクライナー ラグジュアリー」は収納ケースがしっかりとした生地なので、上に荷物を載せても潰れにくく、大きく見えます。

■安定感あるフレーム

NEMO
「スターゲイザー リクライナー ラグジュアリー」

収納サイズ:60×17×17cm
重量:3.3kg

巾着ではなくしっかりとした生地のファスナー式ケースに入っています。ゆらゆら揺れる独自構造なので、ゴツいエアクラフトグレードのアルミフレームは安定感を高めるためにベント加工を施しています。だから、余計にボリューム感がありますが、実は重量3.3kg。意外に軽いんです。

■極太フレーム、枕付きなのに2.1kg

eno
「ラウンジャー DL チェア」

収納サイズ: 58×φ18cm
重量:2.1kg

2段階に脚を調整できるフレームはアルマイト加工を施した6061アルミ合金。身体をしっかり支えるために太めのフレームで、接地面に脚を保護する大きめのパーツが付いているのでゴツい印象ですが、重量は2.1kgと3kgを切っています。ケースは巾着タイプでぴっちり巻く必要があります。

■軽さが際立つアンダー2kg!

ヘリノックス
「サバンナチェア」

収納サイズ:54.5×15.5×16cm
重量:1.8kg

抜群の強度と柔軟性をもつ超軽量アルミポールを採用しているので、ハイバック、ワイド座面であっても驚きの1.8kg。定番のチェアワンが890gなので約2倍。そう考えると重く感じますが、座面の広さとハイバック具合を考えると妥当でしょう。

■組み立て不要でストレスなし

ロゴス
「LOGOS Life ハイバックあぐらチェア プラス」

収納サイズ:89×φ17cm
重量:3kg

収束タイプでとってもシンプル。組み立ての必要はありません。また、収納袋は巾着タイプですがかなりゆとりがあるので、準備にせよ撤収にせよストレスがありません。フレームは安定感のあるスチールで座面は濡れに強いポリエステル。

 

<座り心地>

身長175cmの編集部員が座って、その座り心地を確かめてみました。

■あらゆる体格・シーンに対応

NEMO
「スターゲイザー リクライナー ラグジュアリー」

オートリクライニング機構を搭載しているので、身体を預けるだけでその人にちょうどいい角度に倒れます。写真のようにすれば食事や仲間の顔を見て会話がはずむし、文字通り頭をぐーんと倒して空を見上げることも。枕がついているので、オットマンがわりの丸太があればうとうとするのにももってこい。座面は広いのですが生地がほどよく沈み込むため、包まれているような感覚です。

■不規則な揺れが心地いい

eno
「ラウンジャー DL チェア」

真横から見ると背中から腰、ももあたりまで包み込まれた生地がフレームにぶら下がっていることがわかります。下部のフレームが三角を描いているからでしょうか、脚を組む時などに微妙な不規則な揺れがあり、安定感を重視したい人は不安に思うかもしれませんが、ハンモックっぽさ大。肘かけはありませんが、生地はほどよくアールを描いているので肘をのせるのにもぴったりです。

■安定感があり、立ちあがるのも楽

ヘリノックス
「サバンナチェア」

座面高45cmで、チェアワンより10cm視線が高くなりますが、通常のチェアよりもやや低いくらい。後傾気味ですが、肘かけ代わりのウイングがあるので立ったり座ったりが楽にできます。今回用意した4つのチェアの中で最も背もたれが長く、リラックス度良。生地を吊り下げるタイプのチェアですが、生地の沈み込みは少なめで、安定感のある座り心地はさすが。

■一度座ると立つのが面倒

ロゴス
「LOGOS Life ハイバックあぐらチェア プラス」

座面高20cmで、ほぼ地面に座っているよう。オットマンがなくても、あぐらをかいたり脚を投げ出せばとっても楽。また、脚を動かしてもフレームに当たることがなく、不快感がありません。ハリのある生地はフレームによって沈み込みを押さえられていて、しっかりした座り心地。腕が自然に沿うひじかけのデザインも秀逸です。ただ、座面が低いので立ち上がるのが多少面倒ではあり、初めて座るときは尻餅をつきそうでちょっと勇気が必要です。

*  *  *

4つのチェアは、どれも評判がいいものですが、

揺れ←→安定感

座面の沈み込み←→ハリ

は好みがわかれますし、背もたれ・肘掛けの角度は微妙な差が大きな使用感の差につながります。レビューを参考に、チェア選びの深みから抜け出す第一歩にしてください。

 


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取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

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