Amazon純正スマートプラグで扇風機や照明をスマート家電に!でも落とし穴も…

■「Alexa、○○をオンにして!」と話してみたが…

スマートプラグに扇風機を接続し、好みの風量に設定してから、声でオフにしてみました。

▲Amazon純正スマートプラグに扇風機をつなげてみた

▲筆者は「echo spot」というスマートスピーカーを使っている。これに話しかけて操作してみた

▼動作中の扇風機は、声で停止させることができた

ご覧のように、「Alexa、扇風機をオフにして」と話すと、扇風機が停止しました。次に、「Alexa、扇風機をオンにして」と話してみました。

▼音声操作での自動オンを試してみたが……

しかし、スマートプラグの電源はオンになるものの扇風機は動かず…。どうやら、通電がなくなった時に、本体の電源がオフになってしまう機器では、声でオンにすることはできないようです。室内乾燥機でも試してみましたが、やはりオフにはできるが、オンにはできないという結果でした。

せっかく買ったものを活用しないともったいない! と思い、ルームライトをつなげてみました。

▼スタンド照明は、音声だけでオン・オフ操作ができた

結果はご覧の通り。成功しました! つまり、本体の電源をオンにしたままで、コンセントを抜き差ししてオン・オフができる製品であれば、声でオン・オフ操作ができるわけです。

筆者はまだ試していませんが、Alexaには「定型アクション」という機能があります。「Alexa、おはよう」「Alexa、おやすみ」などの定型句を設定して、複数のデバイスをまとめてオン・オフできる機能です。

先ほど、機器によっては声だけではオンにできないと書きましたが、それでもスマートプラグ自体のオン・オフができます。例えば、小さい子どもに勝手に使わせたくない家電を使う時だけオンにしたり、待機中の消費電力が多い家電を就寝時にはオフにしたり、主電源を声で操作できることは安全や節約の面でもメリットがありそうです。なによりも、簡単なのが魅力。Amazon Echoなどのスマートスピーカーを使っている人は、試してみてくださいね!

>> Amazon.co.jp

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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