梅雨シーズンのタープ泊!雨をしのぐタープの張り方「ステルス張り編」

■10分で設営が完了するステルス張り

ステルス張りにはフルクローズになる張り方もあるのですが、今回は最もポピュラーな張り方を紹介します。一番簡単で、一番居住空間が広くなる張り方です。

用意するものは、タープとペグ、ポール、ロープだけ。内容は以下になります。

・正方形のタープ(3×3mまたは4×4m)
・ペグ 7本
・ロープ3本/4m
・ポール 1本/110〜120cm(3×3mタープの時)

■ステルス張りの設営方法
それでは早速設営方法を解説していきます。キャンプに慣れている方なら5分、初心者の方でも10分あればたてられます。ポイントさえつかめば、簡単にできますよ!

1.タープを広げる

表を上にして、タープを広げます。このとき、立っている自分の前にループがくるように置いてください。写真手前側が入口、私が立っている方が、奥(足元)になります。

2.奥側左から2番目と右から2番目のループをペグダウンする

タープの奥側から設営を開始します。写真奥の左角から数えて二番目と、その反対の右角から数えて、二番目にペグダウンします。この時、タープはピンと張るようにしましょう。

3.左辺と右辺の奥から二番目のループをペグダウンする

次に、奥から二番目のループをペグダウンします。左辺にペグを打ったら、左右対称に右辺の奥から二番目にも同様にペグを打ち込みましょう。

4.奥の左右の角を生地の裏側に折り込む

2と3でペグダウンした後、左角と右角を外側(地面側)に折り込みます。折り込むだけなのですが、3のペグダウン時にしっかりとデンションをかけていないと、きれいになりませんので注意してください。

5.手前の辺のペグダウン

奥側が終わったら、入口側に取り掛かります。上の写真の右手で持っているループ(一番端の角)を左手で持っているループ(右から二番目)の部分に持ってきます。

先ほどの写真で右手に持っていたループを、左手で持っていたループに重ね合わせてペグダウン。これを手前辺の右角と、左角の両方で行います。

【次ページ】内部の広さは?

この記事のタイトルとURLをコピーする