Geminiと会話が日常風景になるかも。新型「Google Home スピーカー」を使ってみた

■2台をGoogle TV Streamerに連携させて、ミニホームシアターに

Google Home スピーカーは音質の向上も図られています。3つのスピーカーユニットを内蔵し、360度に広がるサウンドを実現。筆者は前モデルのGoogle Nest Audioを使っていないので比較はできませんが、新しいスピーカーは特に低音の迫力が強化され、部屋の環境に合わせて音質を自動調整する「アダプティブサウンド」機能も備えているとのこと。

2台あるとステレオスピーカーとして使えて、Google TV Streamerとペアリングすると「YouTube」や「Netflix」などを観るときに臨場感のあるサラウンドサウンドを楽しめます。自宅のリビングをホームシアター化できるわけです。筆者はGoogleから2台借りているので、Google TV Streamerとの連携も試してみました。

▲中央にあるのがGoogle TV Streamerと、そのリモコン

設定は、やはり「Google Home」アプリから。それぞれのデバイスを、同じWi-Fiネットワークに接続し、同じ部屋(リビングなど)に設定。ふたつのスピーカーは「音声」→「ステレオペア」を設定し、左右を指定。最後に、Google TV Streamerの「設定」→「音声出力」でGoogle Home スピーカーからの出力に切り替えたら完了。

▲「Google Home」アプリのホーム画面で、どちらかひとつのスピーカーを選択し、「音声」→「ステレオペア」に進む

▲ペアにするスピーカーを設定し、左右を割り当てると設定完了

▲「Google Home」アプリのホーム画面で、Google TV Streamerを選択し、「音声」→「スピーカーの選択」へ。この設定は、Google TV Streamerを接続したテレビ画面でも行える

筆者はこれまで「Netflix」を観るときは、テレビの内蔵スピーカーからの音声を聴いていましたが、Google Home スピーカーのステレオ音声に切り替えて、迫力が何倍にも増しました。Google Home スピーカーは1万6800円なので、2台で3万3600円。価格以上の満足度を得られること請け合いです。

▲リビングが空間サラウンドを楽しめるミニホームシアターに。筆者は2色のスピーカーを借りているが、インテリア的には同じ色で揃えるべきだろう

音量はスピーカーをタップする、またはGoogle TV Streamerのリモコン、あるいは声で調整できます。スピーカーをタップする際、どちらが1台をタップするだけで2台両方の音量をコントロールできました。逆に言うと、左右どちらかの音声を上げたり、下げたりということはできないようです。ただし、「Google Home」アプリでは、音質を自分好みにカスタマイズしたり、左右バランスを変えたりすることもできます。

▲スピーカーの左右バランスを変えるには、「Google Home」アプリでイコライザーを設定する必要がある

 

■既存のスマートディスプレイもGeminiに対応

筆者はこれまで、Google Pixel Tabletを付属の充電スピーカーホルダーにセットし、スマートディスプレイとして使っていました。ディスプレイがあると、再生中の楽曲がわかったり、時刻や天気を目でも確認できたりするのが便利です。Google Home スピーカーでは調べたことが音声でしか確認できないので、引き続き、Google Pixel Tabletも使う予定。

▲筆者がスマートディスプレイとして使っているGoogle Pixel Tablet。天気、現在時刻、タイマーの残り時間など、やはり情報を見るには画面があると便利

ちなみに、Google Pixel Tablet本体はGeminiに対応していますが、スマートディスプレイ化する「ハブモード」ではGeminiは起動せず、旧来のGoogleアシスタントだけが使えます。なお、Google Nest HubとGoogle Nest Hub Maxは、Gemini for Homeに対応しています。性能面ではGoogle Home スピーカーに劣る可能性がありますが、ディスプレイが不可欠であれば、それらの購入をおすすめします。

 

■使い方によってはサブスクへの加入が必要

Google Home スピーカーは無料で使えますが、より多くの機能を利用するには「Google Home Premium」というサブスクリプションに加入する必要があります。Gemini Liveを利用したり、スマートホームをより便利に使うには「Standard」(月額1000円または年額1万円)、カメラ(Green Nest Cam)やドアホン(Google Nest Doorbell)をより便利に使うには「Advanced」(月額2000円または年額2万円)への加入が必要です。

▲Google Home スピーカーの標準機能と、Google Home Premiumに加入するとできること(Googleのウェブサイトより)

なお、GoogleのAIとクラウドストレージを利用できる「Google AI Pro」(月額2900円)に加入している場合、追加料金なしで「Standard」を利用可能。最上位の「Google AI Pro Ultra」(月額1万4500円〜)に加入している場合は、追加料金なしで「Advanced」を利用できます。

Google Home スピーカーを購入した場合、Google Home Premiumの「Standard」を6か月試用できるので、実際に使ってみてから、サブスクを継続するか否か、あるいはGoogle Oneのプランを「Google AI Pro」にアップグレードするかなどを検討するといいでしょう。

筆者はもともと「Google AI Pro」に加入していますが、最近になって、Google Pixel Watchをより便利に使える「Google Helath Premium」(月額1580円または年額1万3000円)が内包され、今回さらにGoogle Home Premiumも追加され、月額2900円という料金が安く感じられるようになってきました。

Google Home スピーカーは価格もお手頃で、買って損がないデバイスだと思います。特に「Google AI Pro」に加入している人にとっては、コスパに優れたスマートスピーカーとなるでしょう。

>> Google Store

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

 

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