■薄型化を極めたGalaxy Z Fold8 Ultraはフレキシブルに使える
従来モデルを継承するGalaxy Z Fold8 Ultraは、閉じた状態で8.9mmという薄さが魅力。ちなみに、iPhone 17 Proの厚さは8.75mm、Google Pixel 10 Proは8.6mmなので、バータイプのハイエンドスマホの厚さとほぼ同等。重さも大画面のハイエンドスマホと変わらず、“折りたたみも遂にここまで来たか!” という感動を覚えました。
▲閉じた状態でも、一般的なスマホと比べて遜色のない薄さ
▲開くと、わずか4.1mmという薄さに
閉じた状態の横幅が72.8mmとスリムなので、片手持ちで操作しやすいことも利点。Fold8 Ultraは普段は閉じた状態でフツーのスマホのように使って、大画面が必要なときにだけ開く、二刀流の使い方が適しているでしょう。
▲閉じた状態ではフツーのスマホの感覚で使える
開くとほぼスマホ2画面分の大きさになり、2つのアプリを同時に表示して使うには最適。ただし、正方形に近い画面になるため、たとえば動画やゲームなど、表示するコンテンツによっては、スクリーンに無駄なスペースが生じてしまいます。しかし、フレックスモードにしてPCライクに使えることは、Ultraならではの優位性と言えるでしょう。
▲広いスクリーンに最大3つのアプリを表示可能。それぞれの表示エリアは調整できる
▲途中まで開いて便利に使える表示に切り替わる機能も搭載
2億画素をメインとする3眼カメラを搭載していることも魅力。光学3倍ズームで撮影でき、デジタルズームは最大30倍。明るい場所では鮮やかに、暗い場所ではシャープな画質で写り、写真を撮るのが楽しくなること請け合いです。
▲リアカメラは3眼
▲超広角(0.6倍)で撮影
▲広角(1倍)で撮影
▲広角(2倍)で撮影
▲望遠(3倍)で撮影
▲最大の30倍ズームで撮影
▲夕景を撮った作例
▲夜景もシャープな画質で写る
■かわいく見えて、実は賢くて頼もしいGalaxy Z Flip8
縦折りタイプのGalaxy Z Flip8は、前モデルからの正常進化といった印象。前モデルのFlip7は開いた状態での厚さが約6.5mm、重さが約188gでしたが、Flip8は厚さが約6.1mm、重さが約188gと、小型・軽量化が図られています。
▲Galaxy Z Flip8はコンパクトで携帯性に優れていることが魅力
▲開くと縦長の大画面スマホとして使える
ディスプレイとカメラのスペックは前モデルと同じ。しかし、最新プロセッサー搭載により、パフォーマンスの向上が期待できます。とりわけ、AI処理が高速化しているようです。
▲超広角(0.6倍)で撮影
▲広角(1倍)で撮影
▲広角(2倍)で撮影
▲最大の10倍ズームで撮影
▲リアカメラで自由な角度でセルフィーが撮れることも利点
従来のFlipは閉じた状態ではウィジェットをメインに使う仕様で、カバーディスプレイで使えるアプリには制約がありました。しかし、Flip8ではカバーディスプレイでも多くのアプリが使えるように改良。タイパを重視する人にはうれしい進化と言えそうです。
▲前モデルまではカバーディスプレイでアプリを使えるようにするには若干手間がかかる設定が必要だったが、主要なアプリはすぐに使えるようになった
今季は、新登場のFold8をサムスンやキャリアが推していることもあり、Flip8の存在感が薄れがちですが、コンパクトさを最重視するなら、やはりFlip8に軍配が上がります。手のひらサイズながら、最上位モデルのFold8 Ultraと同じプロセッサーを搭載し、多彩なAI機能も同じように使えるのですから。
■気になる価格は? 安く手に入れる方法は?
気になる価格ですが、最先端の機能とスペックを備えたハイエンド機なので、やはり高額です。サムスン公式のオンラインショップでの価格は下記の通り。
・Galaxy Z Fold8
12GB+256GB:26万9880円
12GB+512GB:29万9880円
16GB+1TB:35万9880円
・Galaxy Z Fold8 Ultra
12GB+256GB:29万6780円
12GB+512GB:32万6780円
16GB+1TB:38万6780円
・Galaxy Z Flip8
12GB+256GB:19万2680円
12GB+512GB:22万2680円
キャリアも取り扱っていて(※取り扱うモデルやカラバリには制約がある)、次の機種変更時に端末を返却するプログラムを利用することで、実質的な負担金を安く抑えることもできます。少しでも安く入手したい人は、キャリアで分割払いで購入することをおすすめします。
>> Samsung
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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