愛車のオフロード性能を引き出したことはある?「NAEBA SUV DRIVEFES 2026」でジムニーノマドを走らせてみた

2010年代に入って世界的なSUVブームが到来。それから10年以上が経ち、ブームは去るどころか、クルマ選びの超定番として定着しました。街を見渡せば、軽自動車やコンパクトサイズのSUVから大型の輸入プレミアムSUVまで、多くのSUVが走っています。

そして近年は、いわゆる都市型のクロスオーバーSUVだけでなく、本格的なクロスカントリー車を選ぶ人も増えています。

ところで、現在SUVに乗っている人の中で「悪路」と呼ばれるような場所を走ったことがある人はどのくらいいるでしょうか。

SUVの歴史を紐解くと、道なき場所を進む軍用車にたどり着くものもあります。SUVは悪路走行に有利なように4輪を駆動させ、凸凹な場所でボディ等にダメージを与えるのを減らすために最低地上高が高められているのが特徴。

しかしSUVユーザーの多くは、ミニバンやコンパクトカーユーザーと同じように一般道や高速道路の走行がメイン。未舗装路はキャンプ場内の芝生などを数百メートル走る程度。あるいは冬の積雪路を走るという使い方が多いはずです。

かくいう私も愛車であるジムニーノマドで走るのは高速道路が圧倒的に多く、納車からおよそ10ヵ月、走行距離9000kmの中で4Lに入れたのは1度だけ。4Hで走ったのもわずかな距離という体たらくです。仲間からは「もっとジムニーを活かす場所に行けよ」と言われています……。

もちろん現行型ジムニーシリーズの4WD性能はノマドやジムニーの試乗会、以前乗っていた軽ジムニーでのオフロード走行で十分に確認しているものの、やっぱり自分が今乗っているクルマで荒地を走って、愛車の凄さを実感したい! 私と同じように考えるSUVオーナーも多いと思います。

そんな思いを叶えてくれるイベントが2026年のシルバーウィークに開催されました。

「NAEBA SUV DRIVEFES 2026」と題された本イベントは、雪が積もっていない秋の苗場スキー場のゲレンデを自分のクルマで走ってみようというもの。

日本一の高低差(約146.2m)を誇る全長約2.7kmの特別オフロードコースには、泥地、細かい石の中に大きな岩も転がっているザレ場、砂地、滑りやすい芝生など、多彩なエリアが出現します。上り/下りともに急斜面なエリアもあるので、自分のクルマのオフロード性能を存分に試すことができます。ただ、周囲を木々に囲まれて横が崖になっている細い林道ではないため、初めて走る人でも無茶さえしなければそこまで怖くないのがこのオフロードコースの魅力でもあります。

ジムニーノマドのようなパートタイム式4WDだと、副変速機を4Lに入れる機会は滅多にありません。フルタイム4WDのSUVにはエンジンやトランスミッション、4WDシステムなどを運転状況により電子制御で最適化するドライブモードの中に、「トレイルモード」「オフロードモード」「グラベルモード」が用意されているものもあります。でも日常走行だと使うのは「エコモード」「ノーマルモード」「スポーツモード」くらい。

「せっかくSUVに乗っているのだから、ぜひパートタイム4WDを4Lまで落として、ドライブモードで荒地を走るモードを選んで、自分のクルマの凄さを体感してほしい。そしてSUVが生き生きと走れるフィールドで、クルマを泥だらけにして楽しんでほしいと思います」

イベントを主催するライジングフィールドの森 和成さんはこう話します。

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