走る、寝る、休む…すべて万能な1BOX型キャンピングカー6選

▼セカンドハウス「ウイングス プレミアム」

campingcarshow2017-02_10

キャンピングカーというよりも、ハイエースをベースに作られたショーファー・ドリブンと呼びたくなるのがウイングス プレミアムです。アウトドアでの快適性ではなく、ゴージャスな移動にとことんこだわり、セレブ感あふれる居住スペースに仕立てています。運転席と後ろの居住スペースをカーテンで仕切ることができます。

campingcarshow2017-02_11

2列目は高級感あふれるキャプテンシートに。オプションでオットマンをつけることも可能。このキャプテンシートの前にはキャビネットが配置されます。キャビネットを上に跳ね上げるとシンクが出現。キャプテンシートは後ろ向きに回転させられます。

campingcarshow2017-02_12

▲参考価格:551万円 ※諸費用等別途

キャプテンシートの後ろにはコの字型のシートが。このシートは簡単にベッドにできます。室内は淡い間接照明に照らされ、ショーファーが運転するクルマの後ろをシャンパンを飲みながら夜景を眺める。そしてその後ろにはゴージャスなベッド…。次はどんな展開になるのか、いろいろ妄想が膨らみます(笑)。

>> セカンドハウス

 

▼Funluce「URAL EURO」

campingcarshow2017-02_13

ハイエースのボディ後方を完全に切り取り、キャブコンに仕立てたウラルユーロ。トラックベースだと乗り心地が悪くて嫌だ。2人で旅するので一般的なキャブコンほど大きいものは必要ないが、バンコンより居住性のあるものがいい、そんな人にオススメしたいモデルです。

campingcarshow2017-02_14

就寝人数を2名と割り切っているので、ソファベッドではなくボディ後方にベッドルームを設置。ただ、ベッドマッドが分割式のため、室内を広くしたい場合はマットを外すことも可能。

campingcarshow2017-02_15

▲参考価格:701万3000円 ※諸費用等別途

運転席後ろには横向きのソファを設置。ソファとベッドルームの間にはマルチルーム(トイレ)やキッチンが備わります。

>> Funluce

 

▼カトーモーター「DD」

campingcarshow2017-02_16

こちらはハイエースをベースにしたトラベルバンコン。最大の特徴は居住スペースにカトーモーターオリジナルの“雪国断熱866”を使用していること。これは天井8層、壁6層、床6層の断熱材を使うことで雪国での使用でも快適性を保つことができます。

campingcarshow2017-02_17

▲参考価格:694万2240円 ※諸費用等別途

フロントシートを前に倒すとそのまま後ろ向きのソファになるよう工夫。ハイエースのボディとFRP製ボディを組み合わせる形になっていて、室内天井高は最大2100mm、室内幅は1800mmも取られています。

>> カトーモーター

 

【番外編】日産自動車「グランピングカー」

campingcarshow2017-02_18

ジャパンキャンピングカーショーには日産自動車がNV350キャラバンをベースに、人気のグランピングを楽しめる「グランピングカー」を参考出品していました。インテリアには贅沢なソファスペースを設けているだけでなく、IH調理器や家庭用エアコン、電子レンジに冷蔵庫と、室内で快適に過ごすための電化製品がたくさんついています。

実はこのNV350キャラバンには日産の電気自動車であるリーフと同じリチウムイオンバッテリーが搭載されています。リーフはリチウムイオンバッテリーに貯めた電気を走行に使いますが、このクルマは車内を快適に過ごすために電気を利用。8時間の充電で普通に電気を利用しても4日~1週間近く持つといいます。

campingcarshow2017-02_19

リチウムイオンバッテリーを搭載したNV350キャラバンは、キャンピングカービルダー向けに2017年度から発売開始予定。キャンピングカーでの電源の供給は大きな課題で各ビルダーがいろいろ工夫していますが、今後は簡単に電気を使い快適なキャンピングカーライフが過ごせるようになりそうです!

 


[関連記事]
200万円台から買える!趣味や旅が快適になる軽キャンパー6選

一度は寝たい!新型キャンピングカーキットでワクワクが止まらない!

キャンピングカーが憧れ?じゃあ借りてみよう!


(取材・文/高橋 満<BRIDGE MAN>)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする