ポイズンだらけ!「毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」に行ってみた

続いてのゾーンは緑を基調とした「マッドサイエンティストの研究室~毒を利活用する生物~」です。「バラハタ」や「モンガラカワハギ」、「イソギンチャク」などの海洋生物、毒キノコを食べて自ら毒を持つようになるという「ミツユビハコガメ」や毒持ちの代表格である「コバルトブルータランチュラ」などが展示されてます。

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▲「バラハタ」熱分解しないシガテラ毒を持つ可能性あり。食べると危険

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▲「タランチュラ」隅っこの方で縮こまってました

▲「ミツユビハコガメ」

▲「ミツユビハコガメ」食中毒等の症例が少ないため、毒レベルは不明

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▲ネコザメの一種「ポートジャクソンシャーク」。ぬいぐるみみたい

ゾーンの最深部で展示されているのは、実は「もうどく展2」の目玉でもある「シマスカンク」です。スカンクと聞いて思い浮かぶのは強烈なガスですが、実際には悪臭を放つ分泌液を放出します。ご機嫌なのか、ものすごくリラックス(笑)。

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▲ちなみに展示の「シマスカンク」は、輸送中や展示中にぶっ放さないよう臭腺を切っているんだそうです

シマスカンクのガラスボックスの横には、いやでも目に飛び込んでくる一角が。何とこのコーナーでは、3000種類の香りを操る調香師・匹田愛さんが実際にスカンクの臭腺を嗅いで調合・再現した「スカンクの分泌液の臭い」を体験できます。スカンクが臭いということは知っていても、実際に臭いを嗅いだことがある人はほぼ皆無のはず。そしてそれは自分も該当…ということで、嗅いでみましたよ。…ああ、うん、なるほど(言葉が出ず)。

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▲ボタンを押すと臭いがシュッと出てきます。展示用に弱めてあるので安全無害

展示ルートの最後は「レッドゾーン~死亡例のある生物~」。人を死に至らしめたことがある危険な毒性物を展示しています。「アカエイ」や「ドクウツボ」などと並び、意外にも「マゴイ」がメンバー入り(胆嚢が毒として作用するそうです)。またこのゾーンでは、猛毒ヘビの「エラブウミヘビ」の薫製を触ることができます。

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▲「マゴイ」レッドゾーンとは最も縁がなさそうなのに…

▲「ハブの剥製」これは納得。シャァァァァ!という声が聞こえてきそうです

▲「ハブの剥製」これは納得。シャァァァァ!という声が聞こえてきそうです

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▲「エラブの剥製」生物を触っている感覚はゼロ。沖縄地方では立派な食材です

■実際に見る上でのポイントを聞いてみました

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