手ぶらで撮れるって便利!アクションカムを持って登山してみた

京王線・高尾山口駅からすぐに登山できるアクセスの良さもあり、連日賑わいを見せる高尾山は標高約599m。誰でも手軽に登れる高さで、老若男女が思い思いにトレッキングを楽しんでいます。

▲ソニー製アクションカム「HDR-AS300R」。キャップマウントで簡単に取り付けられます

さてさて、意気揚々とアクションカムを帽子に取り付け、いざ出発! 平日なのに結構、人が多いな……。でもグングン走るぞ。ルートはオーソドックスな「一号路」を選択。登り1時間40分/下り1時間30分(3.8km)で、おじいちゃんおばちゃんも余裕で登っています。楽勝でしょ。

▲出足は快調! 少しくらいの傾斜なんて問題ない

とっとと山頂まで登って、ビールでも飲もう(仕事中)と思ったわけですが。あれ、これ結構キツくない? 走り始めて10分もたってないのに、どんどんペースが落ちていく。……すみません、トレラン舐めてました。冬の間にせっせとためた脂肪のせいか、早々にダウン。気持ちを切り替えて登山の動画を撮ろうと決意することに。

▲いや、ヤル気は十分あったんです。ちょっと心肺機能が追いつかなかっただけで…。ちなみにキャップマウントは挟み込むタイプなので、リュックにも簡単に取り付けられます(リュック専用マウントもあり)

高尾山は途中に売店があったり、広い境内の神社があったりと、観光スポットが豊富なのもいいところ。結構フォトジェニックだなあと感じながらトレッキングをしていると、アクションカムがあったことを思い出す。いや、忘れていたわけではなく、カメラって通常は手に持つものだから、意識外になっていたのです。これは結構な利点だとすぐに気が付き、とにかく視線をあちこちに向ける。

ただ歩いているだけで動画が撮れるというのは、なかなかワクワクするもので、帰ってから映像を確認する楽しみがあるということ。ハンズフリーだし、全くストレスがないのは驚きでした。やはりスチールもいいですが、いちいち構えたり画角を考えたり動きがその都度中断されますから。まあそれはそれで楽しいんだけど。

▲立派な社を持つ「高尾山薬王院」

▲もちろんハンディカムのように、手持ちで映像を撮ることもできる

アクションカムとともに山を登っていて気がついたのですが、スイッチのオン・オフが簡単にできるところも使い勝手の良さだと再確認。そもそも、このアクションカム「HDR-AS300R」は、満充電で約2時間5分のフルHD撮影が可能という長時間バッテリーも特徴ですが、やはり必要ないシーンを撮り続けても、あとで編集したり見直したりするのが面倒になるだけ。ササッと撮りたいシーンのときだけ使えた方が、圧倒的に便利なのです。

▲あ、あれ撮っておこうと思ったらすぐに録画をオン。この手軽さがいい

▲高尾山といえば天狗さま。「ちゃんと仕事しろよ」と諌められているようです

▲途中で食べた「とろろそば」。おいしゅうございました

そんなこんなで山頂にたどり着くと、ひと仕事終えた気分に。晴れやかな季節の清涼な空気に、これが仕事であることをすっかり忘れさせてくれました(笑)。

▲山頂からの景色が最高でした。あと、周りが若いカップルだらけでなければ、もっと仕事を忘れられたのに……

とにかくアクションカムと高尾山を登ってみた感想は、「登山と最高に相性が良い」ということ。体力を消耗しやすい登山において、筆者のような根性なしはカメラを持つことさえ億劫に感じるので、これなら気の利く相棒として同行してもらうだけで映像に残せるという至れり尽くせりなアイテムなのだ、と。当然、他のアクティビティでも活躍してくれることは間違いないので、またレポートしてみたいと思います。

では最後に、今回の登頂の様子をまとめた動画をご覧ください。(動画編集は「Action Cam Movie Creator」を使用)

価格はオープン価格(ソニーストア内:4万3070円)

>> sony「HDR-AS300R」

 


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(取材・文/&GP編集部 三宅隆)

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