ジブリがいっぱい!モデラーズクラブ合同作品展で見つけた傑作たち

■『風の谷のナウシカ』

徳井 健一郎さん(ロックリバー)さんの作品「王蟲とナウシカのミニジオラマ」。『風の谷のナウシカ』のクライマックスを再現したもので、王蟲の数はザッと数えただけでも70点以上! 王蟲はツクダホビー社の古いプラモデルを使っていて、LED電球を仕込んで点滅するようにしています。よく見ると宙に浮いている飛行装置メーヴェも。実に芸が細かい!

 

『風の谷のナウシカ』のワンシーンを再現した宮崎メカ模型クラブさんの作品。ムカデのようなヘビケラの手前で飛行装置メーヴェが左右にスイングします。

 

こちらも宮崎メカ模型クラブさんの作品。王蟲(上写真)は体の節と足、ウシアブ(下写真)は羽が、それぞれカシャカシャと動き、まるで生きているかのよう!

 

■『天空の城ラピュタ』

宮崎メカ模型クラブさんの展示ブースではラピュタ城も発見! 元となる模型はなく、イチから自作したフルスクラッチ品で、映画ではカット数の少ない崩壊部などを忠実に再現したとか。「本当にあったんだ!」というパズーの声が聞こえてきそう。

 

■『紅の豚』

房川さんの作品「古い友に挨拶」。サボイアの乗って飛来するポルコと、じっと見つめるジーナ、そして“アメリカ野郎”のカーチス…。『紅の豚』のワンシーンが甦ります。ちなみに海面はプラスチックの波板の下にアルミ箔を敷き、クリアブルーで塗装したとか。

 

■『魔女の宅急便』

SBS学苑プラモつくろうさんの作品。題材は『魔女の宅急便』に出てくるグーチョキパン店で、魔女キキと猫ジジはもちろん、棚に並ぶパンや瓶まで精巧に作られています。

【次ページ】波の造形までスゴい幽霊船や浮上するマクロスも

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