40年前のくすんだベスパのボディを、わずか4千円台の「格安電動ポリッシャー」でビカビカにできるか!? 実際にやってみた

■準備をして「台湾ベスパ」をいざポリッシング!

▲改めて対面した「台湾ベスパ」のくたびれたボディ

メンテナンス中の筆者の「台湾ベスパ」のボディを前に、改めてガックリ。40年ほど前のものなので、経年劣化や日焼けなどでくすむのは仕方ないものの、なんだか汚らしいのです。この状態からどれだけツヤを呼び戻せるかは未知数ですが、別途購入した「肌調整用」「仕上げ用」の2種のコンパウンドを使用し、ポリッシングしてみたいと思います。

▲別途購入した「肌調整用」「仕上げ用」の2種のコンパウンド

▲ポリッシング中はコンパウンドが周囲に飛び散るため、タイヤをビニール袋で覆います

▲平型スポンジを装着。「肌調整用」のコンパウンドを数滴垂らします

格安電動ポリッシャーに平型スポンジを装着し、「肌調整用」のコンパウンドをポンポンポンと数滴垂らします。こうすることで、ムラなくポリッシングができそうです。

ただし、「『台湾ベスパ』は塗装が薄い」とも言われているため、研磨し過ぎると塗装そのものを削ってしまい、鉄の地肌が出てしまうこともあるとか。この辺のさじ加減がちょっと難しいですが、まずはスイッチを入れ最小回転数の550RPMで、優しめにポリッシングを始めました。

▲いざポリッシング!

▲最小回転数の550RPMでも結構よく回ります

最小回転数の550RPMでも結構よく回るため、1ヶ所に集中して研磨すると、前述のように「塗装そのものを削ってしまう」ようで怖いです。そのため、頭の中で2秒ずつ数えながらゆっくりゆっくり、優しめ&丁寧にポリッシングする場所を移動させていきました。

▲2秒ずつ数えてポリシングする場所を移動させていった跡

■数分のポリッシングを終え、「台湾ベスパ」のボディを拭いて見ると…

「台湾ベスパ」のボディ前面全ての場所のポリッシングを終えたところで、コンパウンドの跡を拭いてみました。すると……!

▲ジャジャーン! こんなにツヤが蘇りました

▲このツヤを呼び戻すのにかかった時間はたったの数分です

ビカビカにツヤが蘇り、想像以上の光沢が出ました。格安電動ポリッシャー+「肌調整用」のコンパウンドをたった数分あてただけでの生まれ変わりに、思わず「すげぇ!」と笑みがこぼれました。

さらに「仕上げ用」のコンパウンドに変えて、光沢具合を見ながら調整。ところどころ小傷などはあるものの、まるで「レストアしたのか」と思えるほどの「台湾ベスパ」に生まれ変わってくれました。

▲「レストアしたのか」と思えるほどの「台湾ベスパ」に!

 

■なんでもかんでもポリッシングしたくなる衝動に!

▲ビカビカになり、メンテナンスも終えた「台湾ベスパ」。今ではあちこちに出かけています

恐るべし、4480円の格安電動ポリッシャー。

おそらくプロの業者さんに、同じポリッシングの作業を依頼すれば、この格安電動ポリッシャーの数倍はすることでしょう。「本当に良い買い物だった」と高揚するとともに、何でもかんでもポリッシングしてビカビカにしたくなる衝動にもかられました。もちろん、鉄・金属製品の研磨のほか、床磨きとか他の素材のポリッシングにも流用できるはずなので、どんどん使ってみたいと思いました。

もちろん、何より一番嬉しいのは、「自分で手をかけてツヤを呼び戻した」こと。大好きな「台湾ベスパ」への思い入れがさらに高まりました。

長年乗り続けてきたバイクやクルマのボディの塗装がくたびれてお悩みの方には、特に猛プッシュしたい格安電動ポリッシャー。本当にお買い得だと思いますよ!(撮影協力:東京ヴェスパ)

<取材・文/松田義人(deco)>

松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数

 

【関連記事】
◆総所有台数130台以上!鉄スクーター・旧式ベスパのマニアのガレージ拝見。その目的は転売や投資目的ではなく…
◆規格ギリギリの大きいサイズがイイ!特定小型原付の電動スクーターは遊びに日常に活躍間違いなし
◆ええっ!?クラシックベスパが新車で買えるの?……いえ、インドの鉄スクーター「バジャジ」の35年以上前のキープストックです

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする