【小宮山雄飛の蕎麦呑み名店】マグロのつまみが旨い!鮪仲卸会社が運営する『蕎菴 三たて』へ

蕎麦が好き、お酒が好き! 小宮山雄飛さんがおすすめのお蕎麦屋で蕎麦呑みの魅力を伝える連載Vol.19。今回は鮪仲卸会社が運営する一風変わったつまみを愉しむ『蕎菴 三たて』(東京・麻布十番)を訪問しました。

 

港区は麻布十番のビルの二階、入り口からしていかにも高級感のある佇まい。

店内はカウンター9席とテーブル1つのみで、蕎麦屋さんというよりは、高級なカウンター割烹といった雰囲気。

 

▲カウンターでじっくりと蕎麦前と蕎麦を楽しむ都心ならではの高級感ある佇まい

実はこちらのお店、豊洲の鮪仲卸会社の大手「やま幸」が運営していて、お蕎麦以外の一品料理が、一言で「蕎麦前」とは呼べないほど、クウォリティ高いんです。

 

▲左が料理長・三浦 幸喜氏。富山県の割烹料理店に生まれ、名店「京味」で日本料理を学ぶ。蕎麦の名店「神田尾張屋本店」、中目黒「驀仙坊」でも修業した経歴を持つ。店名は「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」の蕎麦の三原則に、苗字の「三」から命名

 

◾️同店らしい一皿「やま幸鮪の食べ比べ七種」

▲「やま幸鮪の食べ比べ七種」3960円(税込、以下同)。別途お通し代1100円

平日夜はコースが基本ですが、遅い時間や土曜日にはアラカルトでも注文できます。

ということで、お願いしたのは、こちらのお店ならではの「やま幸鮪の食べ比べ七種」。

 

中トロ2種類と、「はがし(剥がし)」と呼ばれる、その名の通り、筋の部分から丁寧に赤み部分を剥がしたもの。さらに赤身2種類に、血管の外にある「血合いギシ」。

蕎麦前としてお刺身を出しているお店はありますが、鮪の部位の食べ比べをできるお蕎麦屋さんというのは、なかなかありません。

 

▲パネルにその日に提供される鮪が書かれている

この日の鮪は新潟は佐渡のもの。
「はがし」は旨みが強く、赤身だけどほどよく脂がのっていて、なんとも味わい深い。
中トロも脂がすっきりしていて、舌でとろけます。

 

▲富山の「満寿泉 プラチナ」グラス2750円

こんな最高のお刺身に合わすのは、ご主人が富山出身ということで、富山の満寿泉「搾り プラチナ」。
味はしっかりしていてもあっさりな鮪の刺身に、しっかりと寄り添う呑みやすい一杯。

ちなみに、お酒はワインだけでもメニューにして6ページほどある、お蕎麦屋さんとしては充実すぎるラインナップです。

 

▲ワインのラインナップが充実

 

 

【次ページ】名物の一皿「鮪とキャビアのガレット」

この記事のタイトルとURLをコピーする