■少量の水でおいしくできる「あったかカレー」
▲30ml程度の水だけで何ら遜色ないカレーができあがる
一品目はストック食材の定番、パックごはんとレトルトカレーで作る超簡単レシピをご紹介。
◎材料(1人前)
・パックごはん……1個
・レトルトカレー……1袋
・水……大さじ2~3
◎作り方
1.メスティンに水大さじ2~3を入れ、パックごはんをほぐしながら敷き詰める。
2.上からレトルトカレーをまんべんなくかける。
3.フタをしてカセットコンロの弱火で5~7分ほど加熱し、火を止めて3分蒸らせばできあがり。
<POINT1>

フタをしっかり閉めて加熱することで、少量の水とカレーの水分でパックごはんが水分を吸い直し、硬いごはんも驚くほどふっくら仕上がります。

メスティンを汚れにくく焦げ付きにくくする技として、あらかじめクッキングシートで覆う方法もおすすめ。サイズが合えば市販の「メスティン折り」を利用してもOK。
■水なしで作る「サバ缶とトマトジュースの熱々濃厚リゾット」

二品目は防災食とは思えないおいしさと栄養を兼ね備えた洋風レシピをご紹介します。
◎材料(1人前)
・パックごはん……1個
・サバ水煮缶……1袋
・無塩トマトジュース……150~200g
・コンソメ……小さじ1
・溶けるチーズ……1枚
◎作り方
1.メスティンにほぐしたパックごはん、トマトジュース、コンソメ、サバ缶を汁ごと入れる。
2.フタをして弱火で5分ほど加熱し、仕上げに溶けるチーズをトッピングしてできあがり。
<ここがPOINT!>
▲サバ缶は汁ごと加えることでうまみがアップ! 実は細かくほぐしすぎない方が食べ応えあり
貴重な水を使うことなく、トマトジュースとサバ缶の汁の水分だけでパックごはんが濃厚リゾットに大変身!サバの旨みとトマトの酸味で、非常時でも食欲をそそる洋風の一品になります。タンパク質やカルシウムもとれますよ。
■キャンプ技を使って「ワンパン和風パスタ」
▲メスティンに入るようパスタは半分に手で折っておく
3品目は、キャンプが趣味の筆者がよく使う「水浸しパスタ」を生かしたメニューです。
一般的なスパゲッティの太さは1.6mm、茹で時間は8分がスタンダードですが、事前に水につけておくとパスタが水を含んでやわらかくなり、わずか1~2分で茹で上がるのです。加熱時間が短くて済むのでガスの節約にもなり、パスタは茹でこぼさないので環境にもやさしいレシピです。
◎材料(1人前)
・スパゲッティ……100g
・松茸の味 お吸いもの……1袋
・ツナ缶……1個
・水……250ml
◎作り方
1.密閉できる保存袋(またはメスティンにそのまま入れてもOK)に水と半分に折ったスパゲッティを入れ2時間ほど浸けておく。
2.1にツナ缶のオイルを足して中火にかける。
3.水気がなくなったら火を止めて、ツナ、お吸いものの素を入れてよく混ぜたら完成。
▲和洋がコラボしたスピードメニューのできあがり。麺はモチモチ、マヨネーズをトッピングしても美味
<ここがPOINT!>

茹でる前にツナ缶のオイルを注いだところ。パスタを茹でるときにツナ缶の油も一緒に入れることで、パスタが旨みを吸って美味しく仕上がります。
メスティンを使った「あったか防災食」3選、どれも家にあるストック食材で作れる簡単メニューです。具材やベースの味を変えることでアレンジも無限。防災意識を高めつつ気軽にトライできるものばかり、ぜひお試しあれ。
<文/池田実香 撮影/草地麻巳>
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