差が出るレザー小物選び!クラシック?それとも斬新さ?【男のレザーアイテム】

■定番、一品で揃えるレザー

レザー小物の王道といえば財布。毎日欠かさず触れるだけに、上質できめ細やかな手触りには所有欲も満たされる。革も仕上げや動物によりさまざま、ここでは定番的な小物を、すべて異なる種類の革で選んだ。もちろんこれはほんの一部、身の回りの小物を革の種類やカラーで統一したり、逆にあえてバラバラにしてみるのも面白そうだ。

 

▼GANZO「CORDOVAN ラウンドファスナー長財布 57340」(6万2640円)

美しく丈夫だが、希少な革として知られるコードバン。収納力たっぷりのインナーには牛ヌメ革を組み合わせ、内外で違うエイジングを楽しめる。赤茶色が目を惹くコバ部分は丁寧な仕上げで、日本の職人技を感じさせる。(サイズ:W195×H100×D25㎜)

 

▼WHITEHOUSE COX「S1751ネームカードケース」(2万7000円)

マチ付きで収納力に優れ、ポケット数も多い名刺入れ。革は英国の伝統的ななめし方であり、一年以上かけて仕上げる希少なヴィンテージブライドルレザーだ。(サイズ:W75×H110㎜(クローズ時))

▼ARTS&CRAFTS「エルバマットACC 手帳カバーQE」(1万9440円)

しっかりとしたペンホルダーが特徴的なクオバディス用カバー。ヴァケッタレザーは伊トスカーナ地方の伝統的ななめし製法で、正方形の「エグゼクティブ」以外に「ビジネス」用もある。(サイズ:W170×H175×D20㎜)

 

▼FARO「IDケース イタリーシュリンク」(1万2960円)

シースルー部分に社員証を入れられるだけでなく、フラップ付きのポケットに名刺や電子マネーなども入れてまとめられるIDケース。素材は牛革にシボ加工を施したソフトなシュリンクレザーだ。(サイズ:W100×H70×D10㎜)

 

▼FELISI「D15グローブ」(2万4840円)

財布やバッグが人気のフェリージだが、こんな魅力的な革小物も多く揃う。上質なムートンを使ったグローブは軽くて暖か。ごく小さなリベットもネーム入りとこだわっている。

 

▼BROOKS ENGLAND「サドル」(1万5768円)

19世紀から続く英国ブランドが、100年以上作り続けている定番サドル。肉厚なレザーは愛車で距離を伸ばすほどに表情を変え、育てていく楽しみも味わえる。

 

 

■ハズシ技でレザーを使う

新たなガジェットが登場すれば生活も変わり、必要とされる小物も新しくなっていく。財布を例にしても、電子マネーなどの普及で小さいもので十分、と考えが変わった人もいるだろう。気に入れば長く愛用できるのも革ならではだ。

 

▼DUAL「コンパクトウォレット Cr-170」(1万9980円)

非常にコンパクトながらもお札・小銭・カードと高い収納力を誇る三つ折タイプウォレット。札入れもコインポケットも大きく開くので出し入れしやすく、カードも10 枚ほど入り、収納しても空の状態とほとんど変わらない。(サイズ:W95×H75×D30㎜)

 

▼DIFFUSER「クロシェットグラスホルダー」(8640円)

外した眼鏡を首から下げられる便利なグラスホルダーだが、機能の主となるリングを鐘形のレザーに収納することで印象を変え、落下も防止。革はイタリア産のベジタブルタンニングだ。

 

▼CYPRIS「スマートキーケース」(1万1880円)

表側はコードバン、ヌメ革の内側には身に付けておくだけでクルマを動かせるスマートキーを収納。背面にはキー差しがあり、ホルダーに付けた自宅の鍵も邪魔にならない。(サイズ:W65×H38×D13㎜)

 

▼ITTI「レザーガチャベルト」(8640円)

ベルト穴がなく、どこか懐かしい雰囲気の漂うガチャベルトは今シーズンのトレンドアイテムだが、柔らかでシボの深い国産シュリンクレザーで作れば大人のアイテムに。

 

▼GLENROYAL「ジョッター」(1万4040円)

四隅でメモ用紙をホールドし、サッと取り出してすぐ書けるメモホルダー。ペン差しのスリットと、マチなしで薄いがポケットも2つ備え機能的。革はがっちりとしたブライドルレザーだ。(サイズ:W90×H140㎜)

 

本記事の内容はGoodsPress1月号104-105ページに掲載されています

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(取材・文/大坪知樹 写真/木村真一)

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