レッツノートの"忍耐強さ”はリアルな品質試験の賜物です【ニッポン発の傑作モノ】

■14年間連続のシェア1位を獲得するレッツノート現行ラインナップ

▼「レッツノート LVシリーズ」(14.0型 Full HD)

14型液晶を搭載する大画面タイプ。高性能なクアッドコアCPUを搭載し、画像を多用するプレゼンシートの作成なども素早く進められる。実勢価格:22万6800円前後~

▼「レッツノート SVシリーズ」(12.1型 WUXGA)

処理能力と携帯性を高い次元で両立する“持ち運べるメインマシン”。最長約21時間駆動するスタミナ性能も魅力だ(バッテリーパックLの場合)。実勢価格:24万3000円前後~

▼「レッツノート XZシリーズ」(12.0型 QHD)

12型液晶部を取り外してタブレットとして使える“デタッチャブル”モデル。液晶背面にはリアカメラを備え、名刺や資料などの撮影に重宝する。実勢価格:34万1000円前後~

▼「レッツノート RZシリーズ」(10.1型 WUXGA)

10.1型の液晶部をひっくり返せば、タブレットスタイルに早変わり。重量はわずか約750gで、持ち運ぶのが苦にならない(CF-RZ6CDFQRの場合)。実勢価格:22万6000円前後~

 

■高品質なモノづくりを支える最先端の生産体制

1990年、ワープロ工場として稼働した、パナソニックの神戸工場。人とロボットの協業化で基板への実装効率を高めるとともに“KISSシステム”という品質管理で不良品の発生を抑え、顧客に合わせたカスタマイズを行い、体験型実証ショールームで導入のイメージをつかんでもらう…。こうした取り組みが評価され、レッツノートはビジネスモバイルPCの分野で、14年間連続のシェア1位を獲得している。14年間の生産台数は約42万台。ロボットなどを使う一部工程は24時間体制が敷かれていて、神戸工場が眠ることはない。

「それもすべては、お客様の仕事を止めず、生産性を維持してもらうためなんです。レッツノートを愛用頂いていて、特にWeb直販で購入されるお客様にはリピーターも多く、評価頂いている分、品質に対する目は実に厳しいです。そういった方々を含め、コールセンターに寄せられた声は工場全体で共有し、次の製品開発に素早く反映させるようにしています」(清水所長)

▲基板には、1枚ごとにQRバーコードを付与。実装部品の情報もひもづけされる仕組みで、修理の対応などに役立てられている

▲基板に部品を実装する工程では同工場で製造するハンドヘルドを活用。パーツに付与したIDの読み取りや通話などに使われる

▲部品が実装された基板の検査工程などには双腕ロボットを導入。基板を1枚ずつキャッチし、素早く検査機にセットしていく

▲組み立てるPCに合わせて“ライン”が構築されるアッセンブリーの工程。人の手作業が多く、ビス止めなどを丁寧に行う

▲パナソニックでは同社製品の製造に携わるスタッフが参加する、技能競技会を行っている。人材育成に注力していることもあり、神戸工場の受賞者数は多い

 

>> Panasonic「レッツノート」

>> [特集]ニッポン発の傑作モノ


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(取材・文/GoodsPress編集部 写真/木村哲也)

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