革新的なニッポンの文具15選[書く&消す編]【ニッポン発の傑作モノ】

■ノート

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
「ツイストノート」(345円)

▲バインダーのようにリーフ(用紙)を交換できるリングノート。同じピッチと穴数の用紙も使える

 

コクヨ
「キャンパスノート(ドット入り罫線)」(172円<セミB5>)

▲罫線にドットが入り、文字間隔を整えて書きやすい。多彩なサイズ展開のほか、ルーズリーフやレポート用紙タイプも用意

 

【きだてさんのオススメポイント】

自分好みにカスタマイズできて文具好きにはたまりません

リングノートとバインダーノートの利点を併せ持つのが、リヒトラブのツイストノートです。普通のノートのように薄くて持ち運びやすいけど、開閉できる特殊なリングで中身が差し替え可能です。好きなリングノートを分解して綴じ直すなどのカスタムができるのも嬉しい。コクヨのドット入り罫線キャンパスノートは、罫線に等間隔にドットが入っているので、方眼紙っぽく整ったノートを作りやすいのがポイントです。でも方眼より自由度が高くて見た目もスッキリ。

 

神戸派計画
「インフォウッド A6 notebook」(421円)

▲無地クラフト紙の無線綴じ。48枚で96ページ。濃いブラウンの未晒しと、やや明るいベージュの半晒しの2種類を用意

 

山﨑さんのオススメポイント

ザラッとした紙の質感でペンを走らせるのが気持ちいい

神戸派計画の「インフォウッド A6 notebook」は、ザラッとした質感のクラフト紙で、絵を描いたり落書きするのに良いです。文庫本と同じくらいのサイズで、しっかりと製本されているので、机がなくても書きやすいです。同社は万年筆のための紙を作ってきたこともあり、万年筆のインクとの相性の良さも感じます。同シリーズにはメモパッドやメモシートなどあり、サイズ展開も豊富です。紙の質感が気に入ったら、用途によって色んなサイズを使ってみるといいですよ。

 

■ふせん

スリーエムジャパン
「ポスト・イット強粘着ポップアップ ディスペンサー」(1296円)

▲片手で1枚ずつ取り出せる、ディスペンサーに入ったふせん。3サイズのふせんをセットできる

 

【きだてさんのオススメポイント】

使いたくなったらサッと使えるポスト・イット

3Mのポスト・イット用ディスペンサーは、ふせんをティッシュのように次々と引き出せる便利なツール。仕事場や自宅でもふせんをメモ代わりに使っているので、意識せず片手でシュッと取れるのは本当に快適です。

 

ヤマト
「CHIGIRU(チギル)」(540円)

▲5mm方眼のミシン目に沿って、好きなサイズや形に、ちぎって使える。鉛筆や油性ペンでの筆記もOK

 

【菅さんのオススメポイント】

その時に必要な大きさに、ちぎって使える

ヤマトの「CHIGIRU」は、5mm方眼にミシン目が入れてあるふせんです。ミシン目に沿って好きな大きさにちぎって使います。その時々に必要な分だけちぎって使うという、工作性のようなものが楽しいです。本を読む時にも使いますが、ミシン目で折ればインデックスとして使いやすいです。グリーン、イエロ ーなど、どれも発色が良く、見た目もいいですね。

 

スリーエムジャパン
「ポスト・イットスリム見出し」(497円/参考価格)

▲幅7.5×長さ50mm。通常粘着ふせんは、貼って剥がしてをくり返しても貼った紙を傷めない

 

山﨑さんのオススメポイント

編集部で定番のふせんは、粘着力が持続します

多くの編集部で常備されているのは、3Mのポスト・イットですね。雑誌や書籍の校了時に、気になった箇所にペタペタと貼って使っています。たくさん貼れるスリムサイズが使いやすいですね。修正したい箇所に貼り、あとから剥がしてどうしようか悩み、結局解決できずにまた貼る…という使い方でも取れてしまうことが少ないので重宝しています。全てを解決して剥がし終わると達成感があります。

>> [特集]ニッポン発の傑作モノ

 

本記事の内容はGoodsPress11月号36-37ページに掲載されています

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(取材・文/河原塚英信)

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