精巧な操縦席から分離変形まで!最新プラモで確かめる“懐かし”のメカニズム【ニッポンの精密キャラホビー】

■『超時空要塞マクロス』

地球に落下してきた謎の宇宙船を人類が超大型戦艦マクロスに改造し、巨人型異星人と戦う物語。河森正治氏が、可変戦闘機バルキリーの斬新な変形システムを考案した。1982年~1983年まで放映。

▼河森正治氏の傑作デザインを大スケールで堪能せよ!

マックスファクトリー
「MF-25 minimum factory VF-1 スーパー/ストライク ガウォーク バルキリー」(3万9800円)

©1984 ビックウエスト

劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』版のバルキリーを、あえて変形途中のガウォーク形態でキット化。全幅約620mmという超ビッグサイズで、個々のパーツも大きい。浮いた状態で飾れる台座付き。

▼スケールモデルメーカーが超時空要塞を立体化!

ハセガワ
「1/4000スケール SDF-1 マクロス 要塞艦“劇場版” 」(6048円)

©1984 ビックウエスト

航空機モデルで有名なハセガワが、『超時空要塞マクロス』の主役メカを艦船モデルの感覚でプラモデル化。スケールモデルメーカーならではの緻密なディテールが見どころだ。

©1984 ビックウエスト

▼全高約1.2kmという超大型ロボットを細部まで徹底再現

ハセガワ
「1/4000スケール SDF-1 マクロス艦 強攻型“劇場版”」(6696円)

©1984 ビックウエスト

マクロス艦が変形した“強攻型”のキットは、各部の可動ポイントによって迫力あるポーズや、主砲発射体制をとれるのが特徴だ。同スケールの小型ロボット「デストロイド」も付属。

©1984 ビックウエスト

 

■『六神合体ゴッドマーズ』

©光プロダクション

ギシン星人との戦いを背景に、敵味方に別れた兄弟の悲しい運命を描く。メカデザイナーの村上克司氏が、6体の小型ロボットが合体する主役メカ、ゴッドマーズをデザインした。1981年~1982年まで放映。

▼色を塗らなくてもここまでカラフルに!

グッドスマイルカンパニー
「MODEROID 六神合体ゴッドマーズ」(7500円)

©光プロダクション

一部のパーツを差し替えるだけで、六神ロボが合体! 全9色の成型色と部分彩色による徹底したカラーリングで、塗装せずとも完成時の満足度は高い。劇中同様の飛行ポーズも楽しめる。

 

■『無敵超人ザンボット3』

80年代ロボットアニメの先駆け的な作品。異星人の末裔である神ファミリーが、人々から迫害を受けながらも侵略者と戦う。3機のメカが合体するザンボット3が主役メカだ。1977年~1978年まで放映。

▼3機合体と2体のロボを両立させる思い切った設計!

バンダイ
「スーパーミニプラ 無敵超人ザンボット3」(各1026円)

©創通・サンライズ

主人公・勝平の乗るザンバード(ザンボエース)は合体用とアクション用の2機が付属。双方のフォルムを保つよう工夫されている。ザンボエースの使う武器ザンボマグナムも付く。

■『巨神ゴーグ』

『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー、安彦良和氏の監督作。オウストラル島に眠っていた異星人の巨大ロボット・ゴーグと田神悠宇少年との冒険を描く。1984年に放映。

▼巨大ロボ同士のパワフルな戦いが卓上に甦る!

バンダイ
「スーパーミニプラ巨神ゴーグ」(各2268円)

©サンライズ

主人公・田神悠宇の乗るゴーグと異星人マノンの操るマノン・ガーディアンを、それぞれ組み立てキット化。ゴーグには、頭部に乗れる悠宇のフィギュアが付属する。

 

■『伝説巨神イデオン』

『機動戦士ガンダム』の富野由悠季氏が描く、空前絶後のスケールの宇宙叙事詩。主役のイデオンは3機のマシンが合体する巨大ロボで、異星人の古代遺跡という設定だ。1980年~1981年まで放映

▼3機のマシンがそれぞれ変形して“奇跡合体”を実現!

バンダイ
「スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン ー発動セットー」(5184円)

©サンライズ

走行形態から飛行形態へ変形可能な3機のマシンが、イデオンへと合体する。巨大武器・波導ガンが付属し、アニメでお馴染みの砲撃ポーズを構えられるなど、完成度の高いキットだ。

©サンライズ

©サンライズ

©創通・サンライズ ©サンライズ ©1984 ビックウエスト ©光プロダクション

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(文/廣田恵介)

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