復刻&新型連発で復権の兆し!2020年登場の注目バイク7選【GP AWARD 2020】

【特集】GP AWARD 2020

誰もがバイクに憧れたのは遥か昔の話。しかし数年前から多くの人気モデルが復活を遂げ、加えて今年は魅力的な新型モデルが相次いで登場。そこにコロナによるバイク特需で、いよいよ暗黒時代から脱却の兆しを見せている。そんな2020年発のオススメバイクを2輪モータージャーナリストの青木タカオさんが紹介!

 

■小排気量モデルが大盛況!

バイク人気がジワジワと復調ムードだ。Zやカタナ、モンキーの新型が登場するなど数年前からの復刻ブームでリターンライダーが続出。市場が活性化されると、今年はコロナ渦で密を避けられると移動手段として注目を浴び、ニューモデルも続々登場している。

その筆頭は4発エンジンを積むカワサキのニンジャZX-25R。250ccクラスの4気筒モデルは2008年のバリオスⅡ以来生産されておらず、コスト高から二度と登場しないのでは?とバイクファンらの間で危惧されていた。そこにきてのカムバックで、さらに100万円切りだったことから、年間販売台数5000台が瞬く間に完売。高回転まで回しきって、パワーの伸びを感じる4発250ccならではのフィーリングはスポーツマインドも刺激し、ワンメイクレースが早くも盛り上がりを見せている。

その他にも排気量やジャンルを問わず魅力的なニューモデルが続々登場し、愛車選びもいい意味で難しくなっているが、購入前にはぜひ試乗しておきたい。メーカーの正規販売店では無料の試乗車が用意されていることがほとんどで、またレンタルバイクを活用するなどして、じっくり乗るのも手。必ず試乗してから購入を考えよう。

 

2輪モータージャーナリスト・青木タカオさん
バイク誌をはじめ一般誌やWebメディアに幅広く寄稿し、二輪メーカーの公式コンテンツでも執筆中。専門誌編集長も務め、著書に『図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み』など

 

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