アウトドアズマンがセレクト!俺的ベストバイギア24選【2021夏 キャンプギアベストヒット】

■自転車旅の第一人者は遊び心も忘れない

山下晃和さん
タイクーンモデルエージェンシー所属。モデルを通してバイクやクルマ、アウトドアの楽しみ方、ファッションを発信中。トラベルライター、NASM パーソナルトレーナーでもある。www.instagram.com/travel_akikazoo

 

▼わずか200gのクッカーセット

ジェットボイル
「スタッシュ」(1万9250円)

自転車での積載が楽になりました。湯沸かしのスピードが早く、ゴトクの安定感もあります。なによりもデザインが美しいのがいいですね。(山下さん)

ジェットボイルの高い熱効率を損なうことなく総重量200g(バーナーのみなら60g!)+超コンパクト収納を実現。付属の専用クッカー以外の鍋を使えるのも頼もしい。「軽くてコンパクトだし、燃料がほとんど減らないのでランニングコストが抜群にいいんです」
●重量200g、収納サイズ13×H11.2cm

▲クッカーに収納した際、すき間が少なく、気になるカタカタ音を抑制する。燃料も収まるオール・イン・ワン設計

▼極細枝も薪もしっかりつかめる!

テンマクデザイン
「キングトング【S】」(968円)

軽くてコンパクトなのに操作性は良好。幅広い先端ですが小枝もつかめますよ。ネーミングがキングコングみたいでCOOL!(山下さん)

独創的なデザインで、小枝から太薪までしっかりつかめる「キングトング」の全長を、ほぼ半分にした小型トング。印象的な特殊構造バネはへたりにくく、長く使える。「コンパクトな焚き火用トングがほしいと思って購入。ソロ用焚き火台、男前ファイアグリルとの相性がいいんです」
●重量60g、全長18cm

 

▼移動中にしっかり充電できるソーラーランタン

「CARRY THE SUN Medium」(4180円)

非常に軽く、それなのに明るい! 電池不要なので長期間の自転車旅でも安心して使えます。サイコロみたいなデザインも気に入っています。(山下さん)

ソーラー充電式の軽量LEDランタンで、使わない時は厚1.2cmにたたんで収納可。キャンプはもちろん、日常的に使いながら“いざ”というときの備えにもなるプロダクト。「前から使っていましたが、旧モデルは電池残量メーターが付いていなかったので新調しました」
●重量86g、サイズ11×11×H11cm

▲自転車旅では移動中に充電。薄くたためるのでパッキングのジャマにもならない。ゼロからフル充電は7~9時間

 

▼自然の中でひとり静かに音を楽しむときに

pioneer plants
「キツツキのブルックさんのスバコ」(7150円)

ただスマホを差すだけですが音質は良好。キャンプでは電池残量を気にせず使えるし、自宅でもどこにでも持っていけますよ。(山下さん)

スマホを入れるだけの電源不要スピーカーで、静かに音楽を聞きたいときにピッタリ。長野産アカマツ製。「“家の中でも、森の中でも。”がコンセプトの長野のブランドが作っていて巣箱みたいなデザインがかっこいい。木やクルマ、バイクのミラーに引っ掛けるだけで絵になります」
●重量200g、サイズ10.2×7.3×H13.2cm

 

▼山道でも道具をしっかり束ねて離さない

RAL
「Pack It Right Straps 20"」(1210円)

ナイロンと違って、水を吸わないので雨でもゆるみません。自転車、バイク、パックラフトなどいろんなシーンで使いたくなります。(山下さん)

スキー板を束ねるためのボレー製ストラップを、名古屋のサイクルショップ「Circles」がオリジナルデザインで発注。「パックラフトのパドルを束ねる、薪を束ねる、クッカーやテントポールを自転車のフレームにくくりつけるなどいろいろなことで使っています」
●全長50.8cm

 

■定番にハズレなし!ゆとりがあれば遊びも仕事も集中できる

逢坂聡さん
カメラマン。ファッション、ポートレートなどマルチに活躍。近年は登山、キャンプなどアウトドアメディアでの撮影が増加中だ。フェス、キャンプ、フットサルを趣味とし、時にはパックひとつ背負って旅に出ることも。北海道出身。

 

▼風に強くてたてやす超定番タープに回帰

スノーピーク
「HDタープ“シールド”・ヘキサ(M)」(3万2780円)

友達とのキャンプ用に購入しました。ほどほどの大きさと美しいデザインなど、多くの人に長く愛されている理由を実感します。(逢坂さん)

曲線が美しく、雨をスムーズに排出するヘキサタープ。力のかかるグロメット部にはウェビングベルトを装備しており、衝撃を吸収、分散するなど風にも強い設計だ。遮光性も良好。
●重量3.1kg、サイズ420×475cm

 

▼カメラとテントをいれても軽々歩ける絶妙バランス

マックパック
「カスケード65」(4万8400円)

登山、フェスはもちろん、テント泊の仕事ではテント、寝袋などとともにカメラ機材を詰めますが、足取りは軽やかです。(逢坂さん)

ロングトレイルなど道具をすべて持ち歩くことを想定した大型パック。剛性を損なうことなく、動きへの追従性を高めたハーネス、フレーム構造の改良により荷重バランスが良好。
●重量2.45kg~、容量60~70L

 

【次ページ】猟師が選んだギアはまさに質実剛健

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