実は使い勝手◎。オンオフ使えるPCスリーブ付きメッセンジャーバッグ5選

1. 容量拡張、軽量性、耐久性、耐水性の四拍子揃ったメッセンジャー

beruf baggage
「サテライト 10+」(2万6500円)

トップバッターは、“自転車のある生活”を楽しむ全ての人々をサポートする製品を提供するberuf baggage(ベルーフバゲージ)です。その豊富なラインナップから今回紹介するのが「サテライト 10+」。

快適さと機能性を両立した「CF」シリーズから登場し、10年以上の間、ロングセラーとなっている「ストロールボディパック」を、より現代的に進化させたロールトップ型スリングパックです。ちなみに、日本国内で職人がひとつずつ丁寧に作る、ジャパンメイドの一品でもあります。

クルクルと巻かれたトップ部分は、大きく開閉するため荷物が出し入れしやすく、荷物の増減にも対応。モデル名が示す通り、10Lの容量は最大13Lにまで拡張します。

気になる内装には13インチ相当のノート PCや12インチ相当のタブレットが収まるスリーブを配備。デュロンとコーデュラファブリックを組み合わせたボディには、信頼のYKK製止水ジップをあしらい、軽量性・耐久性・耐水性というタウンユースに不可欠な要素が揃った一作です。
サイズ:H20(36)×W34×D13cm 容量:10(+3)L

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2. タフなナイトカラーのボディに、ミントカラーの洒落心

NAUGHTIAM×CHROME
「メッセンジャーバッグ」(1万5400円)

男心を満たす“遊び心ある小物”を提案するNAUGHTIAM(ノーティアム)が、タフで機能的なメッセンジャー向けバッグを展開するCHROME(クローム)に別注。

通勤やちょっとした外出の際に必要最低限の仕事道具を持ち運べるシンプルなスタイルと元来のタフな作りに加え、本作ではボディの表面に、軽さ・耐久性・防水性を兼備した3層構造機能素材“22X”を採用。随所にあしらわれたミントカラーのアクセントが、都会的表情に洒落心を添えています。

機能性の高さも本作のポイント。脇の下に通すようにして使用するクロスチェストロードスタビライザー(サブストラップ)はその代表例。歩く・走る・自転車に乗るといったアクション時に、適正なポジションをキープし、安定した背負い心地を提供します。

さらに、バックル部分は片手で調節できる仕様なので、バッグ内の荷物へのクイックアクセスが可能です。サイズこそ若干小ぶりですが、PCスリーブや3カ所のフリーポケットなど収納力もこれでひとつで十分。
サイズ:H25.5×W35.5(47.5)×D14.5cm 容量:12L

>> NAUGHTIAM

 

3. 相反する性能をバランス良く実現。手掛けたのは“写真家”です

T3EC
「ザ フィールドバッグ #002」(3万8000円)

T3EC(ザ サードアイチャクラ)は、ドキュメンタリー写真家でもあるデザイナーが、ネパール・カトマンズを拠点にアウトドアバッグを創るラボ+ファクトリー。カメラバッグに見えない撮影取材向けの“オールマイティーバッグ”を目指して作られた「ザ フィールドバッグ #002」は、あらゆる状況・環境下でも使用できる荷物の保護性能を備えたロールトップ式のショルダーバッグです。

強靭な耐久性を持つ1000デニールビートテックスと止水性能の高いTPEコート・420デニールリップストップナイロンのコンビネーションで構成。

内装はシンプルな1気室。付属された3枚の仕切りパネルを使えばカメラ機材やデジタルガジェットの分類収納が可能と、自由度の高いレイアウト。当然、13インチ程度のタブレットやノートPCなどが収納できるスリーブも配備しているのでご安心を。幅広パッド入りショルダーストラップのおかげでも背負い心地も文句ナシ!

シンプルなのに機能的、軽いのに堅牢という相対する性能をバランス良く実現させた汎用性の高さこそが、最大の魅力といえます。
サイズ:H30×W42×D14cm 容量:14L

>> T3EC

 

4. ツイストジップが生む、無二のルックスと使い心地

BEAMS HEART
「ポリエステル 杢素材 ツイストジップ ショルダーバッグ」(7260円)

専業バッグブランドが作るメッセンジャーバッグは、機能性の高さもあって、自ずとそれなりのお値段に。そんな切実なお悩みに応えるのがこちら。

ブランドは、皆さんご存知のセレクトショップ、BEAMS(ビームス)が、値段と質にこだわり、適度に“旬”を取り入れた鮮度の高いベーシックスタイルを提案するオリジナルレーベル、BEAMS HEART(ビームス ハート)。杢調のポリエステルシャンブレー素材が、税込8000円以下とは思えない上質さを演出します。

最大の特徴は、ツイストしたフロントジップ。シンプルな着こなしにも、絶好のアクセントを生み出します。しかもその効用は、視覚的な面白さだけにあらず。ジップを湾曲させて配置することで、背負ったままでも開閉がしやすいよう計算済み。

収納力に目を向ければ、インナー部分に13インチのノートPCまで収納可能なスリーブを設置。ノート PCやタブレット、書類やデジタル周辺機器など仕事に必要な道具を持って、近所のカフェでノマドワーク。そんな場面で重宝するバッグです。
サイズ:H22.9×W39.7×D12cm 容量:約11L

>> BEAMS

 

5. “今欲しい機能”を備えた、機能派ビジネスバッグ

nunc
「スリング ワークパック」(2万900円)

ラテン語で“今”を意味する言葉を、その名に冠する日本発のバッグブランドがnunc(ヌンク)。キーワードに“今必要とされるもの”を掲げる同社ラインナップから、横型ブリーフケース+ショルダーストラップの2WAYビジネスバッグがお目見え。

外装のメイン素材には、ラバータッチが特徴で、防水性を有する高耐久PU コーティング生地を採用。艶と光沢が洗練さをたたえながらも、急な天候の変化にも対応するとくれば、ビズシーンで活躍すること必至!

外観だけでなく、機能性にこだわったレイアウトにも注目。使用頻度の高いスマホや財布などはフロントポケットに収納。対するメイン室はシンプルながら、視認性の高いメッシュポケットや13インチ対応のPCスリーブといったビズシーン必須の機能はしっかり確保。

背面のベルトをトロリーケースのハンドルに接続することも可能で、外周をグルリと囲んだジップを開閉すれば収納容量も拡張。荷物が増えがちな人や、出張の多い人に嬉しい機能満載の一作です。
サイズ:H25×W35.5×D8(12)cm 容量:7(10.5)L

>> nunc

*  *  *

最初に述べたように、メッセンジャーバッグの魅力は“収納力・背負いやすさ・動きやすさ”の3点。今回はそこに加えて、オンとオフのどちらにも不可欠な“PCスリーブ”を備えているという項目をプラスした、5つのモデルを紹介しました。

バッグの本分である収納力を求めた結果、本体サイズが大型化するのは当然のことですが、それによって肝心の機動性が損なわれては本末転倒。その点、ここで集めた5つのモデルは、それぞれが独自機能を取り入れながらも動きやすく荷物も十分に入り、さらに“ビズ”と“カジュアル”の両方に対応する高い汎用性を備えています。毎日の通勤からアクティブな休日まで、まずはココからを選べば間違いないでしょう!

 

>> 2022秋 最旬バッグ特集

<文/TOMMY スタイリング/宇田川雄一 メイン写真/田中利幸>

TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter

 

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