鮮度の保持力と使い勝手の進化が目覚ましい最新冷蔵庫5選【GoodsPress 2023上半期AWARD】

【GoodsPress 2023上半期AWARD】

最近の冷蔵庫はカメラや重量センサーなどを活用し、ドアを開けなくても庫内にストックしている食材の状況を把握できるようになってきた。食品の鮮度を維持するための基本性能がさらに進化したモデルも含めて、2023年上半期に登場した傑作の新製品がコチラ!

*  *  *

最近の冷蔵庫に見られる傾向のひとつとして、家電ライターのコヤマタカヒロさんは狭いスペースにも置きやすくなっている点を挙げる。

「最新モデルは、従来と同じ容量でも、より設置性を高めたスリムなモデルが増えています。特に、日立とアクアからは奥行きのサイズをコンパクトにした新機種が登場。今後はさらに顕著なトレンドのひとつになりそうです」

その代表例としてコヤマさんが挙げるのが、東芝「VEGETA GTシリーズ」だ。

「例えば、GR-V500GT。定格内容量が501Lタイプの中でも横幅60cmというスリム設計なので、同社2022年度製品の411Lと同じ設置スペースに収まります。庫内がすっきりしていて、隅々までたっぷり収納できるのも美点です」

使い勝手の良さも進化。食品のロスや買い忘れを新機能で防げるようになってきた。

「日立の『まんなか冷凍 GXCタイプ』が搭載する冷蔵庫カメラは庫内の状態を細かく撮影することで食材の買い忘れや重複などを防ぐことができます。また、AIによる最適な温度制御技術にも注目。三菱電機の『WZシリーズ』は各種センサーによる“A.I.予報”機能を搭載し、温度管理を行うとともにアプリに冷蔵庫内の整理整頓を促してくれるのが便利です」

家電ライター コヤマタカヒロさん
掃除機や洗濯などの生活家電について詳しく、キッチン家電もこよなく愛する実践はのデジタル家電ライター。ノートPCをはじめとするデジタルガジェットの造詣も深い。

 

【次ページ】進化目覚ましい最新冷蔵庫をチェック!

この記事のタイトルとURLをコピーする