“ポストリモートワーク時代”に適した最新ビジネスガジェット&PC 9選【安くて良いもの夏ベストバイ】

2. デスクトップ派待望のiPhoneマウント

ベルキン
「MagSafe対応iPhoneマウント(Macデスクトップおよびディスプレイ用)」(5600円)

ノートPC用のマウントに続いて登場したモニター装着タイプ。連携カメラ機能を活用しWeb会議を行う際に重宝します(井上さん)

液晶モニターなどにMagsafe対応iPhone(12以降)を固定するマウントで、iPhoneをWebカメラとして利用可能。macOS Venturaの連係カメラ機能を活用することで、ワイヤレスで接続できる。1/4インチの三脚ネジにも対応。

▲角度を垂直から下向き25°まで簡単に調節できるほか、iPhoneの向きを縦横に切り替えることも可能だ

 

3. タッチ操作で手書きにも対応する外付けディスプレイ

ViewSonic
「ID2456」(実勢価格:11万円前後)

スタイラスペンで書き込む液晶タブレットは高価なものが多いのですが、これは約11万円ほどと手頃。仕事用として導入しやすいでしょう(井上さん)

sRGB色域を120%カバーする23.8型のタッチ操作対応IPS液晶(1920×1080ドット)ディスプレー。USB Type-Cケーブル1本でPCに接続でき、HDMI 1.4(4K UHD出力対応)やVGAポートも搭載。本体の傾きは15°〜70°で調整できる。

▲付属のスタイラスペンは筆圧感知が4096レベルで±50°の傾きを感知するため、細い線からイラストまで繊細な書き込みが可能だ

 

■作業をスムーズに進められるビジネスPC

4. 新プロセッサ採用により高度な作業もスムーズに処理

Apple
「Mac Studio」(29万8800円〜)

同時にリリースされたMacProは100万円オーバーですが、こちらは手が出しやすい価格帯。クリエイティブな作業をする人は注目です(井上さん)

高性能ながら19.7cm四方とコンパクトなデスクトップ機。新たにM2 Maxチップセットを採用し、ビデオ編集などの負荷の多い作業もスムーズに処理できる。8K解像度/最大240Hz対応のHDMI、4基のThunderbolt 4などを備える。

▲3Dグラフィックなどのレンダリングもスムーズ。前世代モデルと比べて、最大3倍のスピードで処理できる

 

5. デュアルSIMや高性能カメラで多彩な用途に対応

VAIO
「VAIO Pro PJ VJPJ238」(24万4200円〜)

eSIMと nanoSIMを用いたデュアルSIM対応モデル。出先で通信を利用しやすいほか、通信状況によって通信プランを切り替えることも可能です(井上さん)

第13世代インテルCoreプロセッサーを搭載した12.5型ワイドノートPCの法人向けモデル。カメラにノイズ除去機能や美肌エフェクトが加わり、Web会議などでの使い勝手が向上。eSIMと物理SIMの両方に対応する。

▲指紋認証をはじめとするセキュリティ機能やバッテリー節約設定、丈夫なカーボン天板などモバイル用途に向いた特徴が充実

 

6. 最新APUを搭載した14型Chromebook

DELL
「Latitude 3445 Chromebook」(価格:導入環境により要問い合わせ)

法人採用も増えているChromebookの最新モデル。市場にはWindowsを動かせるソリューションもあり、ビジネスでも使いやすくなっています(井上さん)

起動が早く、多彩なGoogleアプリを使える14型(WXGAかフルHD)の Chromebook。CPUとGPUを統合した最新のAMD APUを採用。メモリは最大で8GBに対応し、ストレージは32GB/64GBもしくは256GB SSDを選べる。

 

■ビジネス用途で使いやすく進化した音声ツール

7. インタビューや動画撮影に役立つワイヤレスマイク

Anker
「AnkerWork M650 Wireless Microphone」(3万4990円)

缶バッチのようなマイクを衣服に装着して利用する録音ツール。企業のSNS動画配信など、さまざまな用途に利用できます(井上さん)

タッチスクリーンによるシンプルな操作性とクリアな音声収録を実現したワイヤレスマイク。独自技術により周囲のノイズを低減してクリアな音質で収録できる。ストレージ容量は各トランスミッタに4GBで、最大伝送距離は200m。

▲ワイヤレスマイクを2つ同梱し、2つの音源を同時に録音可能。連続使用時間は最大15時間(充電ケース併用時)

 

8. 録音データをオフラインで安心・手軽に文字起こし

iFLYTEK
「AI ライティングレコーダー VOITER SR302 Pro」(3万9600円)

オフライン専用の文字起こしデバイス。音声テキスト化ツールが広まっているなかで、情報漏洩リスクを重視した用途に向いていそうです(井上さん)

本体内蔵のAI音声認識エンジンにより、ネットなど外部への通信を行わずに文字起こしができるレコーダー。日本語、英語、中国語、韓国語、ロシア語に対応。内蔵ストレージは32GB。録音+文字起こし時で最大約7時間使用可能。

▲集音距離最大5mの2つの指向性マイクと、360°集音の4つの無指向性マイクを採用。独自のノイズ処理技術も搭載する

 

9. 音声に加えて文字にも対応する通信料無料の翻訳ツール

Vasco
「Vasco Translator V4」(4万9500円)

Makuakeでの先行販売を経て一般販売となったデバイスで、海外でも使える無料SIMを搭載していることも特徴。海外旅行でも重宝しそうです(井上さん)

76言語の音声翻訳に対応したポータブル自動翻訳機。カメラで撮影した文字を翻訳し、モニターに表示する機能も備え、こちらは108言語に対応する。スマホアプリと連動したグループチャット機能や外国語学習機能も搭載。

▲カメラ翻訳機能は、撮影した文字をOCRでテキスト化し、5インチのモニター上に指定した言語に翻訳して表示する

※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号54-55ページの記事をもとに構成しています

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<取材・文/TAYA>

 

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