三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎がハマる「New Era」キャップ【VINTAGEコレクター案内書】

【VINTAGEコレクター案内書】

MLB唯一の公式選手用キャップサプライヤーにして、100年以上もの歴史を誇るヘッドウェアブランド、ニューエラ。世界中にファンを擁する同ブランドを公私ともに愛用する山下健二郎さんが、自身のコレクションを携えて登場。その魅力を語った。

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■最近は、実家の親父も僕のニューエラを愛用中

芸能人にもファンの多いニューエラ。中でも山下さんは、自身が手掛けるブランドとのコラボレーションも実現させたほどのフリークとして知られる。

「19歳で本格的にダンスを始めた頃に出会って以来、ずっと愛用し続けている、自分にとっての定番中の定番。そしてファッションとして被るだけでなく、密接に結びつくストリートカルチャーのバックグラウンドを、より深く知り学ぶきっかけにもなった存在。それが僕にとってのニューエラのキャップです」

今回は、自身のコレクションの中から最近のお気に入りを持参してもらった。ここで気になるのが、現在の所持総数だ。

「約50ですかね。気になるモデルを見つけては買ってしまうので、とにかく溜まっていく一方。なので、着用頻度の高いスタメン以外は、実家に定期的に送っています。で、それを親父が被っていたりして(笑)」

そんな“あるある”に覚える親近感。マイ・ファースト・ニューエラも聞いておこう。

「気が付いたら自分の周りに当たり前のように存在していたので記憶がちょっと曖昧ですが、マイケル・ジョーダンが好きで、古着屋でエア・ジョーダンと合わせて買ったシカゴ・ブルズの『FIFTY』はよく被っていたのを覚えています」

ニューエラといえば豊富なラインアップでも知られる。その中でも、山下さんの好みは?

「好み的には被りが深め。なので、『59FIFTY』や『9FIFTY』のように昔ながらのフィッティングのモデルを愛用しています。で、それを普通に被ると耳元に若干の隙間ができちゃうので、バイザーはちょっと曲げて耳を隠すように被る。これによりフィット感が生まれるだけでなく、すごく落ち着くんです。これが一貫して続けているマイスタイルです」

最近では、アウトドアラインやアングラーコレクションにも注目しており、ともにお気に入りベスト5にもランクイン。

「どちらも本格的機能を有していながら、デザインも格好いいですからね。それだけでなく定番モデルでも、色や型など多種多様なバリエーションが用意されているから、どんなスタイルや用途にも対応してくれるし、被って洗ってを繰り返してボロボロになっても、同じモデルがすぐ手に入る。だからこそ老若男女問わず、気軽に楽しめるんです。マジでハマったら沼ですよ、ニューエラは(笑)」

山下健二郎さん
三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー。グループ活動のほか、テレビやラジオのレギュラー出演、アウトドアブランド、HIGH FIVE FACTORYのプロデュースなど多方面で活躍。釣り、DIY、スニーカー、バイク、ゴルフなど多趣味の持ち主でもある。現在、グループ9年ぶりのアリーナツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023 “STARS” 〜Land of Promise〜」を開催中。

 

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