職人技が生み出した傑作焚き火台&アイアンギア6選【ガレージブランド名品図鑑】

1. 無駄をそぎ落とした、ありそうでなかった“Lコンセプト”

flames
「ファイヤースタンドオリジナル 無垢」(9900円)

炎の美しさを引き立てる直線的シルエット。L型鉄板の組み合わせによりできる穴が空気孔になるなど機能美を体現した1台

組み立て・撤収はわずか20秒。L型の鉄板3枚を組み合わせるという斬新な設計は、美しさとともに高い収納性、熱変形の低減を実現。パーツを束ねるバインダーが五徳になるなど無駄がない。本体外側はあえて無数の細かな傷をつけたバイブレーション仕上げを施しており、無骨さを際立たせている。
【SPEC】サイズ:37×23×H21cm、重量:2.6kg

 

2. ブランド名を忍ばせた大胆な幾何学模様

Rob Snow
「Shinobi【黒皮鉄】」(3万800円)

同柄の専用ゴトク(4290円)とともに使えば死角なしの美しさ。柄違い、素材違いもあるので好みで選ぼう

舞い上がる炎をモチーフに、ブランド名を忍ばせたユニークな幾何学模様を一面に描いた美焚き火台。側面プレート、脚、底板に分解できるため収納時の厚みはわずか4.5cmだ。
【SPEC】サイズ:35×35×H35cm、重量:6.3kg

 

3. プレートを追加して火床を拡張も!

ミタリワークス
「焚き火スタンド Sサイズ」(1万7600円)

手軽に持っていけるソロ用焚き火台。ゴトクになる オプション天板は、三角タイプのほかに四角タイプも用意されている

▲別売プレートを追加して大きく広がれば、薪を寝かしやすくなるのでじっくり燃焼向きに直火感覚を目指した焚き火台は、3枚のY型プレートを使うことで小さいけれど安定感大。肉抜きされたことでよく燃え、焚き火後の冷却も素早い。別売でゴトクも用意されている。
【SPEC】サイズ:17×17×H17cm、重量:650g

 

4. 驚くほど簡単・確実に高さが変わる“ギアギミック”にシビれる

MOOSE ROOM WORKS
「kakudo GOTOKU」(9800円)

手が触れやすい側面板に、天板の熱が伝わりにくいよう天板との接点を極限まで減らしている。優しさの表れだ

接続部の歯車は単なる無骨さを強調するデザインではない。側面板の中心あたりをつまむと歯車からはずれて角度を4段階に変えられるという“ギアギミック”の一部。「カクドゴトク」の根幹をなすパーツだ。肉抜きをすることで鉄製ゴトクながら980gを実現。それでいて耐荷重は9〜90kgを確保している。
【SPEC】サイズ:27.5/46.5/58/66.5×18.5×H21/18/12/3cm、重量:980g

 

5. ポンドステーキを極上の焼き加減に

8A GARAGE
「灼熱野営プレート」(5500円)

どーんと横長なので迫力あるステーキをそのまま焼いて、食卓へ。4か所のハンドル差し込み口があるのも秀逸だ

厚み4.3mmの極厚鉄板。おいしさの秘密は高い蓄熱性と、香ばしく焼き上げる波形! 角の注ぎ口から余分な脂を流しだしやすいのも親切だ。肉を焼くためばかりか、シェラカップやクッカーの保温にも使えるのもうれしい。
【SPEC】サイズ:鉄板15.6×27.4×H1.9cm、ハンドル22.5cm、重量:1.59kg

 

6. M-LOC規格で無骨にカスタム!

CAMPOOPARTS
「タクティカル サイドテーブル withキッチン W600TYPE BASEモデル テクスチャーブラック」(2万9800円)

スロットレールを利用してガン用ライトを取り付けられる。今後、さまざまなBOXに合うオプションも順次販売予定!

MLOCK規格の壁面ホールとスロットレール2個付属で、文字通りタクティカルな雰囲気がプンプン漂うローテーブル。手持ちのポーチやランタンハンガーなどを装備して自分流に仕上げよう。
【SPEC】サイズ:60×30×H40(ランタンハンガー含まず)cm

 

▼焚き火で仕上げるオンリーワンのアクセサリー

ミタリワークス
「ファイヤー・ログ・バングル」(1万4300円〜)

焚き火に入れて、その日の炎の痕跡を刻むミタリワークス「ファイヤー・ログ・バングル」。何度焚き火に入れてもOK。チタンではあるが、この遊び心がガレブラらしさ!

※2023年9月6日発売「GoodsPress」10月号76-77ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【ガレージブランド名品図鑑】

<取材・文/大森弘恵>

 

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