昭和世代には「シティターボⅡブルドッグの再来!」と話題騒然、平成世代にもその新しさで刺さっているホンダの新EV「スーパーワン」の中に込められたアナログ的な感性や作法、そして流儀をデザイナーに直撃っ!
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<ホンダが魅せるEV時代の「操る」官能>

軽規格EV「N-ONE e:」をベースにしながら、ワイドトレッド化、エアロパーツ、そして極めつけの出力1.5倍を絞り出す「BOOSTモード」の搭載など、数々のチャームポイントでまさしく“EVらしからぬ”スタートダッシュを決めているのがホンダのスーパーワンである。受注台数は1万4000台とも1万5000台とも言われており、ホンダでは生産能力を引き上げて対応している。
「そんな最新EVがなぜ今回の“アナログ特集”に?」との疑問は当然。実はこのスーパーワン、随所に仕掛けられた工夫がアナログ的な感性を具現化したものだったからだ。
「スーパーワンは、買ったその瞬間から『大人のミニ四駆』のように世代を超えて夢中になれるEVです」と担当デザイナーの中島英一さん。
「企画化にあたっては時代の風を感じるべくカルチャーシーンを巡り、レコードやカセットテープと言ったアナログメディア、つまり『手に取れるモノ』『敢えての手間』『操作という新体験』の重要性を感じました。そしてFUNの象徴として「シティターボⅡブルドッグ」へのオマージュも盛り込みました」。
この車をもっとも“ホンダらしく”仕立てた要素が走行モードに新設された「BOOSTモード」だろう。これは軽規格を超えたからこそ実現できたいわば「エレクトリックターボ」で、出力は1.5倍にアップすると同時にBOSEサウンドシステムで大迫力吸排気音を再生、そして「仮想7段シフト」ではパドル操作によるMTのような操作も可能。
クリーン&スムーズが身上の王道EVに対し、人間の感性を刺激するアナログな手ごたえによってカウンターパンチを喰らわせる一台が「スーパーワン」だ。
言うまでもなく車はまず移動する道具であり、よりよく進化するのは当然だ。しかし車には趣味性という(やっかいな?)本能がある。特にモノこだわり派にとって車は“根拠ある選択”でなければならず、機械式時計を愛でるように、革靴を磨き上げるように、敢えての手間=アナログ流儀を楽しむべき対象となる…。
愉快痛快のハンドリングEV、スーパーワンの隠し味は、“アナログ”という“出汁”にあり!
本田技術研究所デザインセンター
プロダクトデザインスタジオ デザイナー
中島英一さん
「スーパーワンは買ったその日から楽しめる大人のミニ四駆。みなさんもぜひEVらしからぬFUNな走りをご体感下さい!スーパーワンはオンリーワン!」
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