オフィスで可能!首周りのコリ解消は座ったままできます【ストレッチ特集①】

【首のストレッチその1】

オフィスチェアに座ったままできる、肩こり、首のこりを防止するストレッチです。

しっかりと背筋を伸ばして座り、固くなっている側、伸ばしたい側と反対側の手のひらをお尻の下に差し込み、お尻で固定するようにします。この時に姿勢が悪くならないように。

▲頭と反対の手はお尻に敷くのがポイント

手のひらをお尻で固定することで肩がロックされるので、空いている方の手を頭に当てて首をグーッと引っ張ります。力を入れる必要はないので、20秒から30秒かけてしっかり伸ばしましょう。「痛気持ちいい」程度を目安にしてください。腕を代えて、反対側も同様に行います。

こる角度は人によって違うので、真横に伸ばしてもいいし、斜め45度で伸ばしてもいいので、引っ張る角度を変えて探してみて、自分のこりに適した角度を見つけましょう。ただ気をつけていただきたいのは、姿勢が崩れている状態では筋肉は伸びないので、姿勢をしっかり再確認すること。それから手の力、腕の力で思いっきり伸ばさないように。手の重みでグーッと持って行く感じで。

デスクに向かったまま手軽にできるので、作業の合間、休憩時間などにお試しください。

【首のストレッチその2】

その1は首を横に伸ばすやり方でしたが、今度は首を後ろから前に向けて伸ばしていくストレッチです。

▲頭の後ろのポジションに手をセット

まず、指をしっかりとクロスして両手を組みます。ヒジを上げて組んだ手を頭の後ろ、後頭部よりちょっと上あたりに置いてください。そこからヒジをしっかりと内側に入れ、背中を開きます。

▲肘を前に出し、揃えるイメージ

その状態で首からグーッと頭を下げていき、お辞儀をするように肩を丸めていきます。ヒジとヒザがつくぐらいまで肩・背中を丸めていくと、首と背中をつなぐ筋肉にストレッチがかかります。

▲体を前に倒すだけ

力の限りやるのではなく、自然な流れでスムーズに丸めていくように心がけましょう。力任せにやってしまうと、必要以上に伸ばしてしまってケガにつながることもあるので、気をつけてください。ここでご紹介するストレッチは、基本的に全て過度に力を入れる必要のないものです。

冒頭にも書いたように、首は頭部と身体をつなぐ大事な部分。年末の忙しさでこりが溜まったまま放置していると、血流が悪くなってさまざまな悪影響を引き起こしかねません。しっかりストレッチして、今年のこりは今年のうちに解消しておきましょう!

>> Dr.ストレッチ

 


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(取材・文/高崎計三 写真/田口陽介)

たかさきけいぞう/ライター

たかさきけいぞう/ライター

ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て現在は(有)ソリタリオ代表。プロレス・格闘技を中心とした編集業をスタートに、編集&ライターとしてさまざまな分野で活動(というよりクビを突っ込む)。Mac歴23年。興味の範囲はプロレス&格闘技(見る方)、音楽(聴く方)、特撮(見る方)、漫画(読む方)など

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