戦車モデルの難所「履帯の組み立て」は流し込み接着剤でサクサク組める!【達人のプラモ術<タイガーⅠ編>】

【達人のプラモ術】
ボーダーモデル
「AFVモデル 1/35 タイガーⅠ初期型」02/04

戦闘機やバイク、ロボット、スポーツカーなど、さまざまなプラモデルの作り方・楽しみ方を紹介する、プロモデラー長谷川迷人さんによる【達人のプラモ術】。「タイガーⅠ」製作の2回目となる今回は、戦車の目玉となる砲塔と、難所ともいうべき履帯を組み立てていきます。

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今回製作のタイガーⅠ初期型は、実は戦車模型のトップメーカーでもあるタミヤが以前キット化しています。ですが、今回は新興メーカーでもあるボーダーモデルのチョイス。それは何故か? 同じタイガーⅠ初期型であっても、メーカーごとの解釈の違いやセンス、新考証が盛り込まれているんですね。そうした違いを発見するのもプラモの楽しみのひとつなのです。さて今回はドイツ重戦車、タイガーⅠの特徴でもある複雑な足回りを製作していきます!

 

長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTubeでは「プラモ作りは見てナンボです!「@Modelart_MOVIE」も配信中

 

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