砂漠地帯らしい汚れを施し装甲ブルドーザー「D9R」完成!【達人のプラモ術<D9R装甲ブルドーザー>】

■お手軽展示ベースの製作

今回のD9Rに限らずAFVの作品は、単体展示もよいのですがやはりディオラマに仕上げたくなります。そこで今回はシンプルな材料を使って簡単なディオラマに仕上げてみました。

展示ベースは飛行機モデルに付属していたもので、背景の廃墟はタミヤ製情景セットから流用、瓦礫はスタイロフォームをちぎって塗装しただけです。

D9Rが大きいというか、ちょっと狭苦しい感じになりましたが、瓦礫処理をする働く重機の雰囲気が出せた展示ベースとなりました。

また以前製作したイスラエルのメルカバMk.4 から戦車兵をトレードして乗せてみました。フィギュアを乗せたことでD9Rの車体大きさがよくわかるようになったと思います。

▲手元にあった材料で製作した簡易ディオラマ展示ベース

▲崩れた瓦礫はスタイロフォーム(本来は断熱材に使われる発砲スチロールの一種。建築模型やディオラマの製作で使われる、ホームセンター入手できる)で再現

▲以前制作した同じ1/35スケールのメルカバMk.4と並べてみると、D9Rのサイズがいかに大きいかよくわかる

 

■D9Rまとめ

今回はAFVモデルに中にあって異色の存在ともいえる装甲ブルドーザーを製作しました。さらにディオラマ仕立ての展示ベースと組み合わせることで、より存在感のある作品に仕上がりました。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

さて次回はなにを作りましょうか。お楽しみに!

 

■ご近所にいた軍用ブルドーザー!

筆者は神奈川にある米軍相模総合補給廠の近くに居を構えているのですが、先日何気なくフェンス越しに基地内を見たらいたんですねぇ。D9Rではないですが同じCAT社のブルドーザーが。D9Rほどゴツくはないですがデザートイエローの塗られた車体がいかにも軍用!って感じでした。まさかご近所に軍用重機がいるとは…。もっと近くに停めてくれないかなと思った今日この頃でした。

 

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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