格安SIMの「mineo」がトリプルキャリア対応に!

■ソフトバンク回線プランは月額790円〜

ソフトバンク回線を利用する「Sプラン」は、データ通信のみの「シングルタイプ」の場合、500Mコースが月額790円、3GBコースが月額990円、6GBコースが月額1670円などで、au回線の「Aプラン」、ドコモ回線の「Dプラン」よりも90円高い設定になっています。

▲ソフトバンク回線を利用するプランは、従来プランよりも若干割高

音声付きのプランは+960円で、これもAプラン(+610円)、Dプラン(+700円)より割高です。なので、新設のSプランは、すでにソフトバンク版の端末を持っている人だけに向けたプランと言っていいでしょう。対応端末はiPhoneはiPhone 5以降、iPadは全機種、Androidは2017年8月以降のSIMロック端末またはSIMフリー端末です。

▲すべてのソフトバンク端末がそのまま使えるわけではないので注意が必要

すでに使っていないソフトバンク版のiPhone 5sやiPhone 6を持っていて、それに格安SIMを挿して2台目スマホとして再活用したい人、あるいは子供にもたせたいといった人には、もってこいのプランといえるでしょう。

 

■auプラン、ドコモプランでも得するキャンペーンを実施

トリプルキャリアへの対応を記念して、利用料金を大幅に割引するキャンペーンも実施されます。2018年7月24日〜11月6日に、音声付きの「デュアルプラン」に新規で申し込んだ場合、Aプランは977円×6か月、Dプランは1067円×6か月、Sプランは1417円×6か月が割引されます。これにより、どのプランでも、500MBコースを選んだ場合は、月額333円で6か月間使えます。

また、8月1日から8月31日(17時まで)にソフトバンク回線のSプランに予約した場合は、500MBコースが6か月間無料になるキャンペーンも適用されます。

▲トリプルキャリア対応を祝って「3つそろって333キャンペーン」を実施

今年の4月に、サービス開始以来の目標としていた100万回線を達成したmineo。以降も、順調に加入者を増やしているものの、ケイ・オプティコムの荒木誠社長いわく「まだ黒字化は実現していない」とのこと。トリプルキャリア化は、「200万回線」という新たな目標に向けた布石とも言えそうです。

▲2020年度に200万回線を達成することを目標としている

▲発表会場に展示されていたフィギュアのスタンド(非売品)は、スカーフの色を変えるなど凝った作りだった

>> mineo

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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