IoT化は身近なところから!2019年に売れたスマート家電&ガジェット TOP10

第1位「Qrio Lock」

昨年売り上げ1位だったのは、スマホで鍵を操作できるスマートロック。鞄にスマホを入れたままで、ドアに近づくだけで解錠することもできます。さまざまなタイプのドアロックに対応しているので、賃貸住宅でも取り付け可能。工事不要で簡単に取り付けられます。価格は2万3019円。

▲スマートロック「Qrio Lock」

▼近藤社長のおすすめポイント

Qrio LockそのものはBluetoothで開閉する仕組みで、離れた場所からは操作できません。しかし、別売の「Qrio Hub」と連携させることで、外出先から操作したり、操作した通知をスマホで受け取ることもできます。その提案が支持されました。ソニーの子会社の製品なので、安心感もありますよね。

 

第2位「+Style スマートロボット掃除機 B300」

+Styleオリジナルのロボット掃除機で、高さがわずか6.2mmであることが特徴。ジャイロセンサーを搭載し、簡易的なルームマッピングが可能。1万6800円というお手頃価格も魅力です。

▲ロボット掃除機「スマートロボット掃除機 B300」

▼近藤社長のおすすめポイント

開発のきっかけは、私が使っていて某大手メーカーのロボット掃除機が、ソファの下に入れなかったこと。自宅のソファー下が8cmくらいで、その掃除機の高さが9cmくらいだったんですね。一番掃除したいところって、ソファやベッドの下ですよね。そこで、日本の住環境に合わせて約6.2cmという薄さの掃除機を作りました。価格も重視したので、そんなに賢くはないのですが、ちゃんと充電ドックには戻ります。

 

第3位「+Style スマートロボット掃除機 G300」

3位もオリジナルのロボット掃除機。高精度なルームマッピングを行うレーザーセンサーを搭載。充電ドックの位置が記憶され、充電切れになりそうになったらドックに戻り、充電後に掃除を続けます。薄型の「B300」よりは厚いですが、それでも約8.2mm(レーダー上部までは約10.2mm)に抑えられています。価格は2万6800円。

▲ロボット掃除機「スマートロボット掃除機 G300」

▼近藤社長のおすすめポイント

めちゃくちゃ頭がいいロボット掃除機です。家中を1周するだけで、レイアウトを記憶してくれます。ドックにはほぼ100%に近い確率で戻ります。当初は3万4800円で販売していて、それでも大手メーカーの製品よりも安いですし、現在はもっとお買い求めいただきやすい価格にしています。

 

第4位「+Styleスマートマルチリモコン」

テレビ、レコーダー、エアコン、照明器具など、家にある赤外線リモコンをまとめて、スマホで操作できるアイテムです。スマートスピーカーにも対応し、声でも操作できます。価格は4980円。

▲スマートリモコン「スマートマルチリモコン」

▼近藤社長のおすすめポイント

スマートリモコンは、すでに数社が発売していて、コモディティ化してくる中で、デザインが勝負になってくると考えていました。テレビの近くに置いて馴染む黒にして、光沢を持たせたデザインにしました。中身は、スマートリモコンのNo.1メーカーであるラトックシステムさんのものです。昨年10月に発売して以来、好評をいただいている製品で、世界的なデザイン賞であるiFデザインアワードも受賞しました。

 

第5位「+Style スマートLEDシーリングライト」

スマホやスマートスピーカーから操作できるシーリングライト。無段階の調光が可能で、時間に合わせて明るさを切り替える設定も可能。ほかのIoT機器と組み合わせて、ドアが開くと点灯させたり、セキュリティカメラが人を感知すると自動で点灯するといった連携も可能。価格は7980円。

▲スマート照明「スマートLEDシーリングライト」

▼近藤社長のおすすめポイント

照明器具は、わかりやすく“スマートらしさ”を体験できる製品なので、初めてスマート家電を使う人にもおすすめしたい商品です。同じようなシーリングライトを、別メーカーさんが出していましたが、それよりも安い価格で発売しました。つい先日、大手家具メーカーさんも発売しましたが、実勢価格は+Styleのほうが安いはず。この製品は開閉センサーやマルチセンサーと組み合わせて使うのがおすすめです。私の家では、倉庫にしている部屋に設置して、ドアを開けた時にだけ点灯するようにしています。

【次ページ】最も取り入れやすいモノが10位に

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