【速報】iPhoneお嫌い?なら最速SIMフリーZenFone 2だ!

ASUSZenFone2ZenFone 2の特徴の筆頭に挙げられるのが、ASUSが「性能怪獣(パフォーマンス・モンスター)」と呼ぶハードウェアの仕様。CPUとメモリが異なる3モデルが発売されますが、そのうち2モデルは64ビットで最大2.3GHzのクアッドコアCPUと、スマホでは初の4GBのRAMを搭載。現在販売されているスマホの多くは2GBのRAMで、それでも日常的な用途で困ることはありません。最近は一部の機種が3GBのRAMを採用しており、3GBあれば、かなりヘヴィーに使いこなせます。しかし、ZenFone 2では、さらに1GBの余裕があるんです。複数のアプリを切り替えて使ったり、動画を見たり、オンライン対戦ゲームを楽しんだりしたい人には、絶対的な安心感が得られると言っても過言ではないでしょう。

メインカメラは1300万画素で、独自の「Pixcel Master」という技術により、逆光や暗い場所でも明るく撮れることがセールスポイント。カメラの性能や使い勝手に定評があるiPhone 6と比べてみましたが、格段に明るく、しかも、鮮やかな発色で撮影できることを実感しました。

ASUSZenFone2

さらに、2つのパスコードを設定することで、1台の端末を使い分けられる「SnapView」という新機能も搭載。例えば、仕事用とプライベート用のアカウントを使い分けて、仕事の際には、仕事で使う電話帳やデータフォルダだけを利用したり、仕事のメールだけで受信したりといったことが可能。ロック解除と同時に切り替えられ、フツーに使っているだけでデータを仕分けられるので、無理なく使いこなせそうな印象。

ほかに、ロック画面を「C」となぞるとカメラが起動したり、「W」でブラウザが起動するなど、ユニークなショートカット機能も備えています。6つのコマンドが初期設定されていますが、TwitterやLINEなど、自分がよく使うアプリを設定することもできるとのこと。ただし、パスコードでロックしている場合は、手書きのコマンドを入力してからロックを解除する必要があります。これは、実際に使い込んでみないと、便利なのか否かはわからずというのが率直な感想。

ASUSZenFone2

5.5インチの大画面ですが、背面がラウンドフォルムになっていて、エッジは約3.9mmと細いので、ゴツいという感じはしません。側面にはボタンがなく、電源ボタンは本体上部に、音量調節ボタンは背面に配置。背面の音量調節ボタンは、慣れるまではちょっと操作しづらいかもしれません。でも、そんなに頻繁に操作するボタンではないので、困ることはないかも。

ASUSZenFone2

価格は、2.3GHzのCPUと4GBのRAM、64GBのストレージを搭載するモデルが5万4864円、同じく2.3GHzのCPUと4GBのRAM、32GBのストレージのモデルが4万9464円。そして、1.8GHzのCPUと2GBのRAM、32GBのストレージを搭載する下位モデルが3万8664円。スペック・仕様から考えると、破格といえる価格設定です。4月20日から予約受付を開始し、5月16日から発売されます(4GB・64GBモデルのみ5月下旬発売)。

複数のMVNOが格安SIMとのセット販売をすることも決まっており、今夏のSIMフリースマホの目玉商品となりそうな予感。筆者は、昨年11月に発売された5インチ画面のZenFone 5を使っているのですが、早くもこの「2」に乗り換えたくなりました。

(文/村元正剛)

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