機械式デビューにちょうどいい約4万円の実用派ウォッチ

SPINNAKERのケーヒル(CAHILL)シリーズは、スキューバダイビングの先駆者といわれるジェームズ・ケーヒルに敬意を表したシリーズです。マサチューセッツ州セーラムで生まれたケーヒルは、ニューイングランド沖でダイビングをした最初のスキューバダイバーといわれています。

この春新作として登場する「TiCTAC リミテッドエディション ケーヒル」は、やや小ぶりで取り回しやすい40mmサイズの機械式時計。

なんといっても税別で4万円を切る手頃な価格に驚かされますが、視認性を重視してスーパールミノーバを起用したドットインデックス、丸みを帯びた回転ベゼルなど、シンプルでまとまりのよいデザインも特徴。

ガラスには耐久性に優れた無反射コーティングのサファイアクリスタルレンズを採用。シースルーバックの裏蓋からは日本製自動巻きムーブメントの精緻な営みを覗かせるなど、押さえるところはしっかり押さえています。

防水性能は15気圧150mと本格的なダイビングには向きませんが、日常使いには十分。背伸びせず、等身大で自分らしく使いこなしたい機械式入門者には、まさに最適なモデルといえそうです。

>> SPINNAKER

 


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(文/&GP編集部)

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