レイモンド・ウェイル「フリーランサー」をミリタリー顔でGMT化

レイモンド・ウェイルの数あるコレクションの中でも、特にフラッグシップとして位置づけられているのがこの“フリーランサー”。クオーツ時計の台頭をうけた大不況のさなか、スイス機械式腕時計の伝統である技術と品質を守るべくブランドを立ち上げた創業者レイモンド・ウェイル。そのアントレプレナーシップに対するオマージュとして、2007年に誕生したシリーズです。

今回登場の新作「フリーランサー GMT ワールドタイマー 2765」も、まさに創業者レイモンド・ウェイルの挑戦心とクリエイティビティを表現するもの。

ケースサイズはコンパクトな40mmで、厚さもわずか9.7mm。ダイヤル中心部を彩る美しいグラデーションは昼夜の移り変わりを表現したもので、インデックス外側に記された数字とともに第二都市の時刻を伝えます。

またユニークなのが、ダイヤル外周に記された24の都市の名前。この外周部分は両方向に回転できる仕様で、目的地の時間に簡単に合わせること可能。都市コードではなくフルネームで印字された数々の都市の名前が、旅の心を誘います。

ムーブメントには50時間のパワーリザーブを備えた自動巻きムーブメント RW3230を搭載。ペルラージュ、スネイル、 コート・ド・ジュネーブなど数々の技術を駆使した華麗な装飾は、背面のシースルーバック越しに楽しめます。

カラーはトレンド感のあるカーキグリーンにブロンズベゼルを合わせたモデルと、コンテンポラリーな魅力をたたえたオールブラックの2タイプ。情報要素の多いデザインにもかかわらずすっきりとまとまって見えるのは、統一感のあるカラーリングのおかげです。機内など暗所でも確実な視認性を確保できるよう、3針にはグリーン、GMT針とインデックスにはブルーのスーパールミノバを塗布、美しさとともに高い実用性を担保します。

一見カジュアルに見えて、腕時計の本質を貫く誠実なものづくりはさすがの一言。手元で周りの人とちょっと差をつけたいあなたにぴったりの、個性と洗練が光るタイムピースです。

>> レイモンド・ウェイル

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆経年変化を楽しめるブロンズベゼルを纏ったフルスケルトン腕時計
◆さり気ない上品さとイタリアの街並みに着想を得た「マエストロ」新色
◆フランス伝統色をあしらったフルスケルトンの完成美

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする