日本が誇る技術遺産、世界初の「家庭用クオーツ掛け時計」を令和に再現。しかも年差は驚異の±30秒です

重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)というものがあるのをご存知ですか。2008年に国立科学博物館が始めた制度で、以下の2点を基準に選ばれた保護すべき科学的文化財になります。

①科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの
②国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの

時計もいくつか登録されていて、有名どころとしては、セイコーが1969年に発売した世界初のクオーツ式腕時計「クオーツアストロン 355Q」があります。

▲「スパイラル水晶掛時計 SPX-961

そんな未来技術遺産に初の掛け時計として登録されたのが、同じくセイコーの「スパイラル水晶掛け時計 SPX-961」です(2020年登録。同年はセイコーのクロックが他に2点登録されています)。こちらは前述のアストロンより1年早い1968年に発売された、水晶振動子を用いた世界初の家庭用クオーツ掛け時計になります。

その精度は、従来の機械式掛時計の10 倍以上。電池寿命も1年以上を実現しています。この掛け時計が発売されたあと、世界にクオーツクロックが広まっていった、まさに日本の産業史を代表する名作です。

そんな名作からインスピレーションを受けた新作掛け時計が11月20日にセイコーから発売されます。それが「<セイコー>年差クオーツ掛時計 KX701S」(2万7500円)です。

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