大人もハマる!地中&水中をまるっと覗ける絵本はうんちくの宝庫!

『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』は、どちらの側から開いても楽しめる大判絵本です。赤い表紙から開けば地面の下「アンダーアース」、青い表紙から開けば水の中「アンダーウォーター」の世界が広がります。

ひとつのテーマは見開き2ページ。ポップなイラストと簡単な文章で紹介していくという構成で、ヨコ開きでなくタテ開きで地中や水中の深さが表現されています。

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「アンダーアース」では、“地下鉄” “地面の下で育つもの” “洞窟” “鉱山” “巣穴にすむ動物” “深くのびる根”といったテーマで、仕組みや歴史などもわかりやすく図解。

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▲“地下鉄”ページでは、ロンドン、ポートランド、サンクト・ペテルブルグ、キエフ、平壌の地下鉄を深さ順に紹介。最も深い平壌の地下鉄は、なんと地下約110m!

 

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▲“洞窟”ページでは、洞窟がどのようにのびているのか、そしてどんな生物がいるのか、探検の歴史などが紹介されています

 

「アンダーウォーター」では、“世界記録を持つダイバーたち” “むかしの潜水服” “深海の巨大生物” “タイタニック号” といったテーマが並びます。もうこれだけで読みたくなりますよね。

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▲“むかしの潜水服”ページ。1911年に発表されたアルミニウム製の潜水服はなんと、重さ約250kg!

 

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▲“海の上のプラットホーム”とは、海底に原油や天然ガスが埋まっている場所に建てられた採掘用の施設のこと。水中まで描くことで、建物がまさに氷山の一角だということが分かります

著者はポーランドの若手絵本作家夫妻であるアレクサンドラ・ミジェリンスカ氏とダニエル・ミジェリンスキ氏。前著となる『マップス 新・世界図絵』は、世界で300万部超のベストセラーです。

夫妻は「インターネットでどんな情報にもすぐアクセスできるけれど、好奇心がなければ、何かを調べようという気にならない。だから子どもたちの好奇心を刺激したい」という思いで絵本を作っているのだそう。

子どもはもちろんですが、大人も好奇心が刺激される1冊。知らなかった世界に触れるのは、いくつになっても楽しいもの。きっと新しい発見に出合えるはずです。

>> 徳間書店『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』

© Aleksandra Mizielińska & Daniel Mizieliński 2015
© Tokuma Shoten  All rights reserved.

 


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(文/&GP編集部)

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