実力No.1と言われる「セイコー アストロン」限定モデルを使ってみた!

1969年に世界初のクオーツ腕時計として登場し、当時主流であった機械式時計とは比較にならない高精度で、人々のライフスタイルを一変させた「クオーツ アストロン」。

その名を受け継ぎ、2012年に世界初のGPSソーラーウオッチとして誕生したのが「セイコー アストロン」だ。ソーラー発電で電池交換不要、毎日自動でGPS衛星から正確な時刻情報を受けとるから、時刻修正も不要。

海外へ行ってもワンプッシュで現地の時刻に合わせてくれる。チタンやステンレススチールなどの金属と、セラミックスを組み合わせたボディは所有欲を満たしてくれるし、スーツやジャケットにもフィットする。確かに、毎日使う時計として実力はNo.1と囁かれるだけのことはある。
 

 
セイコー アストロンは毎年限定モデルが発売されるのだが、2015年は9月19日に世界限定3000本の「2015 Limited Edition」、11月13日に日本国内限定2000本の「Japan Limited Edition」が登場した。そのニュースを見ているうちに、「実力No.1」を実際に試したくなってきた。

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Seiko Astron 2015 Limited Editon「SBXB039」 世界限定3000本 28万円税別

 

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Seiko Astron Japan Limited Editon「SBXB071」日本限定2000本 28万円税別

 

 

思い立ったら即、記事にすべく、さっそくセイコーからアストロン限定モデル2本を借用。その実用度を試すため、今回は“働く男の7DAYS”をテーマに、実際に使ってみることにした。

さっそく、その様子をレポートしよう。


 

Scene1.太陽光に当たると、すぐに時刻を自動修正

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何事も遅刻は厳禁。時間には誰もが気を遣うと思う。時計が遅れているなんてあってはならないことだ。その点「セイコー アストロン」は1日に1回、ダイヤルに太陽光が当たると5秒以内に自動でGPS衛星電波を受信する。

これには驚くとともに、便利さを実感。これはセイコーにしかない技術だ。袖に隠れて太陽光が当たらない場合でも、前回強制受信に成功した時刻を記憶しているため、同時刻になれば自動受信を開始する。

 

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ダイヤル外周部に格納されているのは、独自開発のリングアンテナ。どんな姿勢でも高い受信性能を発揮する。アンテナを覆うベゼルは受信感度を向上させるセラミックス製

 

Scene2.ボタンひとつで現地時間に変更できる

 

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仕事柄、出張は多い。日本国内はもちろん、時には海外へ行くこともある。その際、時間合わせが面倒なので腕時計はあまりしていなかった。その点、セイコー アストロンは全世界のタイムゾーンをカバーする40のタイムゾーンに対応しているのだ。

上空のGPS衛星から発せられる電波をキャッチし、現在地の正確な時刻に修正してくれるのだ。日本との時差がわからなくとも、ボタン操作で素早く現地時間に合わせてくれる。

 

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遮るものがない屋外で、フェイス右上のボタンを6秒間プッシュするとGPS衛星電波の受信を開始。最短30秒で現在地の正確な時刻に修正してくれる

Scene3.仕事道具としての存在感、高級感

 

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腕時計を使用するのは、圧倒的に仕事中が多い。当然、ジャケットやスーツ着用時に腕に巻くこともある。チラリと袖からのぞく時計には、自然に目がいくはずだ。カバンや靴、手にするペンと同様に、腕時計を見ればその人物の価値観も垣間見えるというものだ。

ミラー仕上げのセラミックス製のパーツの艶と、へアラインのマットなコントラストからは先進性と高級感を感じる。

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ブラックコーティングを施したセイコー独自のチタン素材と、美しい光沢を放つホワイトセラミックスの組み合わせが高級感を演出

Scene.4 週末のオフタイムにも合う限定カラー

 

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オンとオフでウエアを替えるように、腕時計を替える人も多いだろう。理想を言えば気に入った同じ腕時計をそのまま使うことだが、なかなか合致するモデルはない。

その点、2015 限定モデルのアストロンのホワイトとブルーを基調にしたカラーリングは、カジュアルなファションにも柔軟に対応できる。通常モデルと限定モデルの“2本持ち”もありだろう。

 

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ガラスの存在を感じさせない「スーパークリア コーティング」のおかげで、視認性も抜群。運転中にチラリと目をやるだけで時間をしっかりと確認でき、実用度の高さを感じた

 

Scene.5 アウトドアで真価を発揮

 

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意外と思われるかもしれないが、1週間使ったアストロンの良さは休日にアウトドアでキャンプに出掛けたときにも感じられた。仕事の撮影だったのだが、アストロンはソーラー発電式で、外部充電の必要もない。

携帯電話の電波が届かずとも、GPSの電波はむしろ良好に受信できるため時刻の狂いもない。日の出・日の入りに気を遣う撮影現場で正確な時刻を知ることができたのだ。

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精悍な日本限定モデルもいいが、2015 限定モデルはアウトドアのようなカジュアルなシーンとも相性がいい

 

 

以上、セイコー アストロンを実際に使って感じたことを述べたが、やはり実用度が高いのは間違いない。ふだん気付かないかもしれないが、細かなシーンにおいてセイコー アストロンの使い勝手の良さを実感できた。それだけでなく、重厚感のあるへアライン仕上げの金属やセラミックスの艶感、多彩なカラーダイヤルは、高級感や男の道具としての完成度の高さを感じることができる。

今選ぶなら、希少性も高い限定モデルだろうか。2015 限定モデルのホワイト&ブルー、日本限定のブラック&ホワイト、どちらも個性を演出してくれるだろう。

 

【セイコー アストロン】
ムーブメント:GPSソーラームーブメント キャリバー8X53
時間精度:非受信時平均月差±15秒
ケースサイズ:外径48.7×厚さ13.2mm
ガラス素材:サファイアガラス(スーパークリアコーティング)
ベゼル:セラミックス
ケース:SBXB039=純チタン(ダイヤシールド・一部セラミックス)
SBXB071=純チタン(一部硬質コーティングとセラミックス)
防水:日常生活用強化防水(10気圧)

 

(文/&GP編集部)