攻殻機動隊モデルも捨てがたい!ウェアラブルウオッチの完成形「wiredwena」

提供:セイコーウオッチ

テクノロジーの進化とともに、我々の生活はより便利によりスタイリッシュに変化してきました。そしてSFアニメや映画のような近未来感のあるガジェットの代表として挙げられるのがスマートウオッチです。スマホと連携することで時間を計るだけでなく、ライフログを含めさまざまな機能を享受できます。

ただ問題点は、腕時計としてプロダクト本来の魅力に欠けること。やはりアナログの針が時間を刻む様や、ケースデザインなども時計愛好家の楽しみ。とはいえ使ってみるとやはり便利なスマートウオッチの利便性も失いたくない…。

しかし、そんなワガママを両立させる時計が登場しました。

■バックル部に秘められたスマートウオッチとしての機能性

時計のケース本体(ヘッド部)に搭載されるアナログクオーツムーブメントと、バックル部に内蔵されたソニーの新型スマートウオッチ「wena 3」が連携するウェアラブルデバイス「wiredwena」は、アナログとデジタルの融合体。

時計本来の造形美を活かすため、外見からはスマートウオッチとわからないデザインになっており、一見シンプルな時分針とスモールセコンドのような表示窓のみで構成。ですが、この表示窓はバックル部分の「wena 3」と連動しており、着信や通知を針の動きで知らせてくれます。

たとえばデジタルディスプレイのスマートウオッチだと、打ち合わせや食事中など相手にも通知が見えるため、なかなか会話に集中できないことがあり、失礼に当たる場合も。しかし、針の動きだけであれば自分のみが通知を受け取れるため、とてもスマート。同席の相手に「なんかメールいっぱい来てるよ」と指摘されるなど、会話を邪魔することもありません。

逆にヘッドからバックル部のwenaを呼び出すこともでき、3つのボタンを駆使することでメールチェックや歩数計、AIのアレクサにも音声でアクセス可能。Suicaや電子マネーにも対応し、腕時計がまさしく近未来ガジェットに早変わりします。

■スマートキーも操作できる多彩な機能面

前述の通り、ヘッドとバックルはBluetoothで連動しますが、その機能は実に多彩。

表示針に割り当てられる情報は「Battery 残量」「Stress & Recovery」「Steps 達成率」「Suica 残高」「Body Energy」「Edy 残高」「Heart Rate」。

3つある各ボタンプッシュ時に割り当てられる動作機能は「Alexa マイク ON」「NFC ON/OFF」「Qrio Lock-解錠」「サイレント ON/OFF」「Qrio Lock-施錠」「timer スタート/ストップ」などがあります。ちなみにQrioはIotを利用したスマートキーで、家の鍵などを腕時計で開閉できるようになるということ。ちょっと試してみたくなりますね。

そんな「wiredwena」は全4モデルあり、2020年にはグッドデザイン賞も受賞。そのラインナップを見ていきましょう。

■使い勝手の良いフルブラックの「AGAB417」(8万4700円)

シンプルながらも文字盤内にギョーシェのような模様を配し、アクセントとして深い味わいを感じるモデル。ケースとブレスレットに硬質コーティングを施したステンレススチールを採用。外径41.5mm、5気圧防水。

■爽やかなシルバーケースが美しい「AGAB419」(8万2500円)

ブラックとは打って変わりケースとブレスがシルバーでまとまった一本で、スーツやジャケパンなどオンスタイルにも最適。ケースとブレスレットにステンレススチールを採用。外径41.5mm、5気圧防水。

■さらに人気アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とのコラボも!

■AGAB703(草薙素子モデル)(9万200円)

ダイヤルに草薙素子の髪色であるパープル色を採用。ダイヤルの6時位置には所属する「公安9課」のマークを、3時位置のボタンには首元の接続部を連想させるマークを配置。映画『マトリックス』の監督をはじめ、海外のクリエイターにも人気の高い同作品へのこだわりを詰め込んでいます。ケースとブレスレットにステンレススチールを採用。外径41.5mm、5気圧防水。(数量限定500本)

■AGAB704(タチコマモデル)(8万8000円)

さらに攻殻機動隊といえば外せないのが、相棒の多脚思考戦車「タチコマ」。こちらもタチコマのボディカラーであるブルーを採用。サブダイヤル部(表示窓)がタチコマのヘッドをモチーフにしており、マニアならずともニヤリとする造形になっています。ケースとブレスレットにステンレススチールを採用。外径41.5mm、5気圧防水。(数量限定500本)

*  *  *

これらコラボモデルも含め、見た目にはハイテクウオッチとわからない腕時計本来の魅力を秘めた「wiredwena」。まさにウェアラブルウオッチの完成形とも呼ぶべき、未来を形作る腕時計ではないでしょうか。

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会 ⓇKODANSHA

>> 「wiredwena」

(文/三宅隆<&GP>)

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