アレンジ幅が広い!「ポータブルお茶ミル」の使い方と楽しみ方

■粉末茶葉を実飲・実食

先ほど挽いた緑茶に加え、ほうじ茶も同様に粉末にして用意しました。

▲Sururuで挽いたほうじ茶(右)と緑茶(左)

沸かしたお湯を注いだのがこちらです。

▲ビックリするくらい濃い色のお茶になった

茶葉から抽出したお茶と違って色の濃いことと言ったら! 恐る恐る飲んでみましたが、見た目通りお茶の味をしっかり感じました。しかも、しっかり味なのに濃いゆえの苦さを感じることはなく、意外にもこれが飲みやすかったのは驚きでした。茶葉の栄養も丸ごと飲めて、しかもおいしい!

続いて、Sururuに付属の「お茶レシピ」を参考にして、粉末茶を使った料理に挑戦してみます。

●ほうじ茶ラテ
「お茶レシピ」には緑茶ラテが紹介されていましたが、カフェラテ風を狙ってほうじ茶を使ってみることに。

<材料>
牛乳(150cc)
ほうじ茶粉末(小さじ1)

▲ほうじ茶ラテ

ほんのり着色していて、見た目はほとんどホットミルク。顔を近づけると、ほわ~ぁっと立ち上る湯気の中にやさしいほうじ茶の香りを感じます。飲むとほのかにほうじ茶の味が。もっとほうじ茶感が欲しいというときは、少し粉末を増やしてもいいかもしれません。甘さが欲しい人は、お好みでハチミツや黒糖を入れてどうぞ!

●緑茶のノンオイルドレッシング
緑茶の粉末を使って、さっぱりしたドレッシングを試してみます。

<材料>
緑茶粉末(大さじ1/4)
昆布茶(大さじ1/2)
水(100cc)
塩・コショウ・レモン汁(少々)

▲緑茶のノンオイルドレッシング

材料を混ぜたら完成する簡単ノンオイルドレッシングです。昆布茶の風味が効いているものの、味見したときのお茶感はかなりストレート。根菜やパプリカなどの温野菜やトマトのカプレーゼと相性が良さそうです。

●緑茶の炊き込みご飯
緑茶の茶葉を使った茶飯は“食べるお茶”の王道。今回は麺つゆを使って簡単に味付けしました。

<材料>
米(3合)
緑茶粉末(大さじ2)
麺つゆ(大さじ1)
白ごま(大さじ2)

お米を研いで3合分の水を張ったら、緑茶と麺つゆを入れて炊くだけ。ごまは炊き上がってからパラパラとまぶします。

▲緑茶の炊き込みご飯

炊飯中から、お茶の香りがただよって食欲をそそりました。炊きあがって炊飯器のフタを開けたときの幸福感も自己最高スコアでした。炊き込みご飯の後方中央あたりにご飯のおこげ部分が見えるでしょうか? このおこげを食べた幸福感が炊き上がりの自己ベストをあっという間に更新し、現在、自己最高となっております。

●ちくわと緑茶の磯部揚げ風
今回の簡単レシピの中ではちょっと手間をかけた揚げ物。磯部揚げで衣に混ぜる青のり代わりに緑茶を使いました。

<材料>
ちくわ(4本)
緑茶粉末(大さじ1/2)
天ぷら粉(60g)
水(天ぷら粉の袋表示を参照)
サラダ油(揚げ用)

▲ちくわと緑茶の磯部揚げ風

天ぷら粉の袋に記載された割合で、天ぷら粉と水を混ぜ合わせて緑茶を加えた液を衣に使います。ちくわを衣液に浸して、中温(160~180度)の油で揚げたら完成。衣にほんのりお茶の香りを感じ、品良く仕上がりました。緑茶の粉末と適量の塩を混ぜた茶塩を添えていただきました。

お茶に含まれるカテキン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維を丸ごと摂取でき、ポータブルだからいつでもどこでも気軽にお茶することができるのがいいですね。ちなみに、茶葉は「酸素・湿気・光」によって劣化が早まるので粉にするときは、一気に大量保存しないのがポイントだそう。オフィスでサッと取り出してとスルスルお茶を挽くと、慌ただしい日々の中にホッと一息の余裕が生まれそうです。

>> ポータブルお茶ミルSururu[するる]

 


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(取材・文/髙橋尚美)

たかはしなおみ/ライター
大手通信キャリア系列の出版社とニュースサイトで勤務後、夫のUターン転職で岐阜へ。2014年からフリーライター。主に食育、家事、育児、マネー、不動産の記事を執筆。3児の母で精神年齢は幼児並みの四十路。

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