スマホ写真をチェキのフィルムに簡単転写!あえてアナログがいい感じです

■3ステップで印刷完了! 味のある写真は話題性も◯

アナログ写真を楽しみたい。けれど「現像が面倒」なため、なかかその一歩が踏み出せない。そんな人も多いのでは?

タカラトミーの「Printoss(プリントス)」は、そんなアナログ写真特有の“面倒さ”が一切ないプリンターです。印刷までの過程は、①写真を表示したスマホを本体にセットし、②シャッターボタンを押して③ハンドルを回す、の3ステップのみ。写真を手にするまで1分とかかりません。

▲写真を表示したスマホを、「Printoss」にセット。シャッターボタンを押し、スマホを本体から取り外す

▲ハンドルを回すとフィルムが出て来る

少し待つと、フィルムにスマホの画像が浮き上がってきます。余談ですが、デジカメを使っているとフィルムに画像が浮き出る瞬間を見ることってありませんよね。こうしたアナログならではの過程を楽しめるのも趣深いものです。

▲写真の一例。少し待つと、スマホの画像が浮き上がってくる

何気なく撮った写真ですが、ヴィンテージ感のある一枚になったと思いませんか? 仲間内で見せ合ったら、「20年前の家族写真の雰囲気に似ている」と盛り上がりました。

スマホの写真をただ印刷するだけなら普通のプリンターでもできます。しかし、こうした話のネタになる写真を楽しめるのも「Printoss」の魅力のひとつだと思います。

 

■電源がいらないからどこにでも持ち運べる

「Printoss」はスマホの画面をチェキ用のフィルムに転写する仕組みになっています。そのため、写真の印刷にあたって機器を接続したり、電源を用意したりする必要はありません。

用意するのはスマホと「Printoss」1台でOKという手軽さも、「Printoss」の魅力のひとつです。さらに、本体をたたむと片手でも持てるコンパクトサイズ。カフェやレストランに持ってき、その場で写真を印刷することも可能です。

▲コンパクトにまとまる。iPhoneと並べてもこのサイズ感

ここでひとつ注意点が。どこにでも持ち運べる「Printoss」ですが、屋外で使うと外光の影響で写真がきれいに印刷されない場合があるのでご注意を。

 

■本体が安いだけじゃない! 印刷代もお手頃です

写真をデータで残すことの多い昨今。印刷には「お高いんでしょう?」というイメージがありますが、今回「Printoss」を使ってそのイメージが少し変わりました。

その理由のひとつが、今回印刷用に使ったこちらのフィルム。富士フイルムの「インスタントカラーフィルム instax mini」です。

10枚入りのパックが2つ入って、1500円程度。つまり、1枚あたり約75円。決して安いわけではないですが、これのほかにインク代がかからないことや、撮った写真をその場で印刷して、友達にすぐ渡して楽しめる、という点を考えればコスパはよいのでは。

さらに、「Printoss」本体の値段は3996円。「いつもと違う写真を撮りたいけど、フィルムカメラやインスタントカメラを買う一歩が踏み出せない」という人も手に取りやすい価格かもしれません。

 

■スマホから写真の加工ができる!

さらにワンランク上の写真を印刷したいなら、スマホに標準搭載されている加工機能が便利です。たとえばiPhoneの場合、「写真」アプリから写真を選択し、「編集」→「フィルター」アイコンの順にタップすれば、写真にフィルター加工を施せます。

▲「写真」アプリから写真を選択し、「編集」→「フィルター」のアイコンの順にタップすると、9種類のフィルターを選択できる

また、「マークアップ」という機能を使えば、写真に文字やメッセージを書き込めます。

▲写真を選択し、「編集」→「…」→「マークアップ」の順にタップ(左)。編集画面でペンを選択すると、写真に手書き文字を書き込める(右)

▲印刷した写真

メッセージや簡単なイラストを書いて楽しめるのも写真の魅力ですが、「いきなり字を書くのは苦手」という人もいるでしょう。スマホなら「戻る」アイコンや消しゴムが使えるので、一発勝負に自信がない人も安心です。

*  *  *

おしゃれに印刷した写真は、壁や冷蔵庫に貼ってインテリアの一部としても楽しんだり、友達に渡したりと使い方はさまざま。そんな写真を見て、撮影したときの思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。「Printoss(プリントス)」の販売価格は3996円。12月13日発売予定です。

>> タカラトミー「Printoss」

 


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(取材・文/神戸紅実子

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かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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