ペンで描いたら電子回路に!イルミネーションを自作してみた

■AgIC回路マーカーを使って、回路作り初挑戦!

子どものころ、乾電池と豆電球を使った理科の実験にワクワクした思い出はありませんか? 再び、あのワクワクを銅線ではなく銀のペンと専用の光沢紙で呼び起こしてくれるのが、なぞるだけで電気回路になる「AgIC」の回路マーカーです。

▲回路を描くのに必要なのは、たったこれだけ

「AgIC」の回路マーカー(黒)、回路修正ペン(青)、A6サイズの回路用紙を準備。回路を描いたり、間違えた回路を修正したりするのはこれだけでOK。回路マーカーのインクは電気を通しやすい純銀。実際、回路用紙の上では銀色の線を引くことができます。回路用紙は見た目と手触りがインクジェット写真用紙によく似ていますが、導電性や安全面から「専用の用紙を使って」遊んでください。

さて、回路マーカーで引いた回路を使ってLEDを点灯させるため、ペンや用紙と一緒に購入した「LED&電池セット」を開封します!

▲赤色、緑色、青色のLEDが各5個、3Vのボタン電池が2個。AgICに対応する専用品です

電池とLEDを置く場所には電気が通らないように空間を開けて、回路マーカーでコの字と逆コの字を描きます。イメージとしては、[ ]が近いでしょうか。そして、電池のプラスマイナスとLEDのプラスマイナスを間違えないように置いてみると……

▲緑色のLEDがピカーッ!!

無事に緑色のLEDは点灯しました。きれい!思っていた以上に眩しい!!イルミネーションとして無限の可能性を感じます。家の玄関にきらびやかなイルミネーションを設置できるかも。小学生時代の理科の実験を超えるワクワク。これは楽しみになってきました。

■3色のLEDをピカピカに点けまくる!はずが……

家の玄関をイルミネーションできらびやかにするには、たくさんのLEDが必要。ここで、ボタン電池1つで何個のLEDを点灯させられるのかという疑問がムクムク。理論はよく分からないけれど、「論より証拠」ということで、5個セットのLEDを全部並べてみよう!

▲「並列」で並べることは、かろうじて覚えていた筆者

結果は、緑色のLEDは5個すべて点灯しました。ピカーッ!! ×5

「ほかの色はどうなの?」と気になってしまうあなたのために、赤色LEDと青色LEDの5個バージョンも試してみました。

▲赤色LEDもバッチリ!

▲青色LEDも鮮やか!

とーこーろーがっ! 3色を1個ずつ並べてみると意外な結果に。

▲あれ?

青色LEDが点灯しません。色によって導電性が異なるのか、どうも「青色<赤色・緑色」という関係にあるようです。それならば、とやってみたのが「LED色の強さ対決」! 導電性の低い青を並べた並列回路へ、別の色を1つずつ増やしていくとどうなるか確かめてみました。

▲第1試合「赤1個〇vs青4個●」

▲第2試合「緑1個〇vs青4個●」

青色は赤色や緑色に比べて、導電性がかなり低いようです。最後に、赤色と緑色を比べてみました。「赤色1個vs緑色4個」ですべて点灯したのを確認してから、赤色LEDを1個ずつ増やしていくと……

▲頂上決戦「赤3個〇vs緑2個●」

赤色LED3個と緑色LED2個のとき、緑色の点灯が弱くなり対決終了。筆者調べでは、導電性は「赤色>緑色>>>青色」となりました。「そんなの試すまでもない!」と思われていた皆さん、長らくお待たせしました。このあとは、実際にLEDを使ってイルミネーションアイテムを作ってみます。

【次ページ】イルミネーションアイテムを3つ、考えてみました

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