これは欲しくなる!豪華&個性抜群なハイエースキャンピングカー4選

▼キャンパー鹿児島「rem repose」

ハイエースのボディをそのまま活かすのではなく、ボディをカットして広いキャビンを装備するキャブコンバージョン。キャブコンならではの広さと室内で背を伸ばして立てる快適性、1BOXならではの取り回しの良さなどが好評で、近年注目を集めています。

rem reposeは運転席上のバンクベッドとキャビン後方のベッドにふたりずつ寝られる設計。やみくもに就寝人数を増やさないことで大人4人がゆったり寝られます。また大型スライドドアを設けたことで車内の出入りを楽にしています。

バンコンのリビングスペースは2列目シートをソファ的に使うものも少なくないのですが、こちらもふかふかのソファを設置。夜、仲間との会話が弾みそうです。日本での移動の場合、コンビニエンスストアや道の駅、キャンプ場などトイレがある場所はたくさんあるため、あえて車内にトイレは設けず、その分リビングを広くしているのが特徴です。

▲参考価格:1180万円 ※諸費用等別途

運転席と助手席も、居住空間のイメージを踏襲するシート地に架装。キャンプ中はもちろん、移動時間も楽しい気分になれるよう配慮しています。

キャンパー鹿児島では、キャンピングカーに搭載可能な車載用大型リチウムイオンバッテリー「KULOS」を開発。家庭用エアコンを10時間以上連続で駆動さられる容量を誇ります。走行中の充電にも対応しているため長期間の旅でも長く電化製品を使うことが可能。キャンピングカーライフを快適にするためには電化製品の存在は不可欠。大型リチウムイオンバッテリーは大きな武器になると言えるでしょう。

>> キャンパー鹿児島

 

▼ダイレクトカーズ「アルヴェルエース プレミアムラウンジ」

トラックベースのキャブコンは旅専用車として選ばれますが、ハイエースベースのバンコンは旅以外に日常での使用を想定する人も多いでしょう。

キャビンが完全なキャンピング仕様になっていると普段の使い勝手はやや悪くなることも。そこで逆転の発想によりラグジュアリーなシートとキャンピングカーを組みあわせたのがこのモデルです。イメージはアルファードのエグゼクティブラウンジの後部がベッドになったような感じでしょうか。

前後のスライド量やリクライニングの角度はもちろん、オットマンの角度や長さも電動調整できる2列目キャプテンシートはまさにファーストクラスのようなシート。シートだけでなくインテリアも高級木材や間接照明でラグジュアリーな雰囲気に仕立てられています。

1列目シートは回転機能を備え、定員4人が向かい合ってくつろぐことができるように。

 

▲参考価格:613万7000円 ※諸費用等別途

簡易式ですがベッドも装備。ベッドを使わないときは上部にマットを格納できます。ベッド下は広い収納スペースになっています。

>> ダイレクトカーズ

 

▼WORK VOX「ファミリースタイル“トラベラー”」

家族に車いすを使う人がいても旅行に出かけたいし、旅先では車内でゆったりくつろぎたい。そんな願いを叶えるために生まれたのがこのハイエースです。

リアにリフトを装備し、車いすのまま車内に乗り込めるように。2列目シートは対面式になっているので、車いすに座ったまま車内で家族と談笑できます。

室内にはキャビネットとテーブルが常設されているので、旅先はもちろん、買い物で疲れたときにも車内でくつろげます。オプションで電動ステップ、サブバッテリー、インバーター、冷蔵庫なども用意されているので使い方に応じで自由にカスタム可能です。

>> WORK VOX

 

▼KATO MOTOR「オークサイドロイヤル」

オークサイドロイヤルは、カトーモーターが30年前から製作しているロングセラーモデル「オークサイド」に2段ベッドとL字型ソファを奢ったラグジュアリーモデルです。

ゆったりしたキャプテンシートにはスライド機構が備わりますが、レールをシート床下に収めることで段差のないフラットフロアに。

フロントシートを前に倒すと後ろ向きのソファが出現。4人で向かい合って車内でくつろぐことも可能。

▲参考価格:590万40円 ※諸費用等別途

オークサイドロイヤル最大のウリはこのラグジュアリーなL字型ソファ。旅先でここに座りお酒を飲むのは至福の時間でしょう。このソファは1900mm×1200mmのベッドにもなります。さらにこのベッドの上にもう一段ベッドを組むこともできるので、ファミリーでキャンピングカーライフを楽しむこともできますよ。

>> KATO MOTOR

 


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(取材・文/高橋 満<ブリッジマン>)

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