キンキンのビールを楽しみたいならSTANLEYの「クーラーボックス」【アウトドア銘品図鑑】

■機能

ふたは少しくぼんでいて、フラットな形状。だから、テーブルのように使えます。

カップのちょい置きに便利ですし、フルーツ類を置いても転がり落ちる心配がありません。ちなみに、左のカップはスタッキング真空パイント0.47L(2500円/税別)で、重ねて収納できるのが魅力です。

スタンレーのクーラーボックス15.1Lと6.6Lのふたには、ストレッチコードが付いています。ふたの耐荷重は130kgなので、コードを取り外せばふたの上に大人が座っても大丈夫なんですね。荷物を減らしたいキャンパーにはうれしいタフさです。

ストレッチコードで転がりやすいレジャーシートや、失くしやすいグローブ、それにボトルやカップなんかを固定してもいいですね。

ふたは引っかけてから押し込むタイプ。しっかりロックできますが、ちょっぴり硬めなので小さい子や女性は慣れが必要かもしれません。

スタンレーのクーラーボックスは、本体だけでなくふたもたっぷり断熱材が入っています。そして、ふたにはぐるりとパッキンが取り付けてあるんです。これが抜群の保冷力の秘密。

そしてクーラーボックスでもっとも壊れやすいのが、ココ。

ネジがゆるんでしまうんですが、ネジではなくリベットを使っているので、何度開閉してもゆるむことはありません。

底面にはすべりにくい凹凸があるものの、シンプルで汚れを落としやすい形状。「DON’T MICROWAVE OVEN」という刻印が、アメリカっぽいんです。

気をつけたいのが、飲み物の高さ。ビールのロング缶や高さ18.5cmのペットボトルは余裕で入りましたが、350ml缶の2段重ねはふたが閉まりません。330mlの小瓶もちょっと斜めにする必要がありました。

抜群の保冷力と小回りがきくサイズ感で、どこへでも気軽に持ち出せスタンレーのクーラーボックス。これさえあれば、酷暑の夏も怖くありません。

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(取材・文/大森弘恵)

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