いくつ見破れる?話題の「化ケモノ展」で“擬態”を先取りしてきた

■思わず目を見張る特徴的な生き物の擬態を見破れ!

一口に“擬態”といっても、その内容は実に多彩。今回の展示では、サンシャイン水族館が擬態の完成度に応じて生物を5段階のレベル&ランク設定し、さらに展示場内を擬態の種類に応じて4つのゾーンに分割。擬態を持つ生物への知識と理解、興味が深まる構成となっています。

まず最初のエリアでは、捕食者が被食者を捕らえるために擬態する「ペッカム型」の擬態生物を紹介。

▲「イロカエルアンコウ」。さて、どれでしょう?

▲正解はこれ。石に付いていた海綿とそっくり

▲「マルムネカレハカマキリ」。枯れ葉に頭と手足が付いているようにしか見えません

続いてのエリアでは、強い攻撃性や毒性を持つ生物に似せることで身を守るという虎の威を借るタイプ、「ベイツ型擬態」を持つ生物が展示されています。

▲「クビアカスカシバ(左)」。蛾の仲間ですが、右側のコガタスズメバチにそっくり

次のエリアは、周囲の環境や風景に溶け込むことで外敵をやり過ごす「隠蔽型擬態」の生物。

▲「スペングラーヤマガメ」。山道にいても、気付かずに踏んでしまいそうです

▲「アフリカオオコノハズク」。リアル”コノハ博士”ですよ(笑)

▲警戒するとシュっと細くなって、木に擬態するんですが…環境に慣れたせいで、太ましいまま

▲「ハナカマキリ」。どこにいるのかが全く分かりません

▲ランの花と一体化しちゃってますよね。美しい…

【次ページ】ここからは、さらに難易度アップ!

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