“ダイソンキラー”の掃除機が上陸!注目のオシャレ家電も【最新家電レポ5選】

■象印が炊飯器を刷新! 社運を賭けて「炎舞炊き」を猛プッシュ

安蔵:象印マホービンの炊飯器と言えば「極め炊き」シリーズですが、最上位モデルで採用していた「南部鉄器 極め羽釜」からフルモデルチェンジし、炊き方から内釜まで刷新した「炎舞炊き」を発表しました。以前の南部鉄器 極め羽釜も昔ながらのかまど炊きに着想を得て作られていたのですが、今回改めてかまど炊きの火加減を研究し直したそうです。かまど炊きの「炎の揺らぎ」が重要であることに気づいたため、IHコイルによる加熱方法から、内釜の材質・形状まですべてを刷新したそうです。

▲象印マホービンが2018年7月に発売する「炎舞炊き NW-KA型」。実勢価格は5.5合炊きモデルの「NW-KA10」が12万円前後、1升炊きモデルの「NW-KA18」が12万5000円前後

奈津子:かまど炊きの火力を電力換算すると、約2750Wにも上るそうですね。

安蔵:日本の家電製品は最大でも1500Wまでしか作れませんから、どうあがいても太刀打ちできません(笑)。

奈津子:あと、従来のように1つのIHコイルを使うのでは、炎の揺らぎを再現することができなかったという問題もあったそうですね。

安蔵:従来は1200WのIHコイルが1つだったのですが、炎舞炊きでは新たに1つ1200WのIHコイルを3つ搭載しました。これらを同時にすべて使うわけにはいきませんが、3つのIHコイルを独立制御しながら瞬時に切り替えることで、大火力と炎の揺らぎのような火力調整ができるようになったということです。

▲左が最新モデルのIHコイルで、右が従来モデル

奈津子:炎が舞うようにゆらぐから「炎舞炊き」と命名したそうですね。象印と言えば南部鉄器で作った羽釜形状の「極め羽釜」が有名ですが、南部鉄器は蓄熱性と発熱効率が高いものの、熱の伝導率があまり高くないのが問題だったそうですね。

安蔵:営業サイドからすると、象印の象徴だった「南部鉄器」と「極め羽釜」を捨てることはかなりの苦悩があったようですが、炎舞炊きは従来モデルを大幅に超えた自信から、一気にフルモデルチェンジということになったようですね。

▲IHと相性が良い鉄素材を、熱伝導率の高いアルミ、蓄熱性・耐久性に優れたステンレスの間に仕込んだ「鉄~くろがね仕込み~豪炎かまど釜」を採用する

奈津子:従来モデルから甘みが約3%アップし、食感の固さは従来が49、粘りが1.8だったのに対して炎舞炊きは固さが51、粘りが1.9にアップしたとのこと。実際に試食してみると、甘みの強さと粒感がとても感じられました。また、炎の揺らぎによって内釜の中のお米が全体的にしっかり混ざっていたのが印象的でした。

■デロンギが「優しい風」を売りにした空気清浄ファンを発売

安蔵:デロンギがヒーターを搭載し、1年中使えるタワー型の空気清浄ファン「HFX85W14C」を発売しました。バルミューダの「グリーンファン」がうたう「面の風」のように、風の質をアピールする製品は前からありましたが、このモデルは「体全体を包みこむように優しく寄り添う風」をうたっているのがユニークなポイントです。

▲デロンギが2018年6月に発売したヒーター内蔵空気清浄ファン「HFX85W14C」(実勢価格5万9800円)

奈津子:デロンギによると4人に1人が「だるさ」などの症状が出る「冷房病」を経験しているそうです。寒がりの私ももれなく経験していますが、じゃあ「快適」って何かって考えると難しいですよね。

安蔵:重要なのはやはり「風の質」ですよね。扇風機のバタバタする風が苦手だという人は、風を一度壁に当てて跳ね返らせたりする人もいると思います。グリーンファンなどはまさにそこから着想したのですが、デロンギの場合は本体内で風を背面の方に流して風の渦をなくし、左右の送風口から本体側面に沿って気流が進む「3Dコンフォート・エア テクノロジー」を採用しています。

奈津子:デロンギは気流の温度や気流の分布、空気の質にこだわって開発した、従来の扇風機に比べて体内のストレス物質が平均31%減少したという試験結果が出たそうです。

安蔵:ダイソンの「Dyson Pure Cool」のようにスマホと連携して空気清浄レベルを確認できる機能はありませんが、デザイン面ではなかなかスタイリッシュですし、ヒーターを内蔵しているところが魅力ですね。

奈津子:上部に気泡のようなドットをあしらった曲線的なフォルムのデザインは、非常に美しいと思います。私は現在このモデルをお借りして自宅で使っていますが、包み込んでくれるような風にとても満足しています。ただ、10段階中の7以降になると、ちょっと動作音が大きいかなと感じます。

安蔵:風の質を高めるために内部で風をぶつけるようなスタイルですから、動作音はどうしても大きくなってしまいますよね。

奈津子:空気清浄フィルターはPM2.5を99%除去できるそうですが、交換目安が3カ月というのはちょっと短いですよね。最低でも半年は交換しなくて済む方がうれしいです。ただ、冷風と温風が出て、空気清浄機にもなるため、365日毎日使える点はコスパがいいですね。私はかなりのアレルギー体質なので、室内の空気がうまく回って質を高めてくるのはありがたいです。

▲本体上部にPM2.5を99%除去できるという空気清浄フィルターを内蔵する

 

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